『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

ピピ

2020-11-15 12:49:33 | ピピ
息子がピピの写真を数枚、送ってきてくれました。

その中に、ベストショットが。



やはり飼い主である息子に対して一番良い表情をするのは、致し方ない。

早速、夫に大きくプリントアウトしてもらい、額に入れてリビングに飾る。

「本当にイケメンだよね。猫の中では、いや、人間も、他の動物含めても、ピピは世界一のイケメンだと思う!」

とピピ馬鹿ぶりを発揮する私に、夫は

「でもまあ、宦官ピピだからなあ。」

・・もう・・・





4ヶ月目に

2020-11-13 20:58:59 | 日常
7月末にいただいた豪華花束。

その中に使われていた葉っぱは今も元気で、なんと4か月目になりました。

根が生えてくる訳でもないのですが、青々とした衰え知らずの様子。

先日までは菊を活けていたのですが、だめになったので、赤い実を。

これもよく花束に使われているものですが、名前は知らない・・

お花屋さんで一本だけ買いました。

たった一本だけの、200円だったか、300円だったかのお買い物だったのに、笑顔で丁寧に根本の処理もし、可愛い紙でくるんと包んで渡してくれました。

・・今度からお花はこのお花屋さんで買うことにしよう・・


最近は涼しくなったので、水替えも一日置き。

いつまでもつのか、こうなってくると年越しさせてやりたいものです。


ピピと

2020-11-08 12:40:53 | ピピ
穏やかな秋晴れが続いています。

一カ月ぶりにピピに会いにいきました。
今回は外で早めの夕食をとることにしたので、電車で。
家族3人の外食はとても久しぶりです。

今回、私には自称「猫マスター」の夫から授かった秘伝があった。

それは「ゆっくりとまばたきする」というもので、猫はじっと見つめられるとそれを敵意に感じることもあるのだそう。でもゆっくりとまばたきすると、安心して愛情表現ととらえる、というとのこと。

知らなかった!
あまりに可愛いので、いつもガン見していたよ。

ネット検索すると、同様の情報があるある・・

先日、仕事帰りに駐車場で遭遇した野良猫に試してみたところ、ササっと立ち去りかかっていたのが、なんとこちらを見返して、ゆっくりまばたきを返してくるではないですか。

それを数回繰り返した後、そばまで寄ってきてくれて、差し出した指先の匂いを嗅いで、ニャアと鳴きつつ手にスリスリしてきてくれたのでした。

大成功!?

これならきっとピピも、もっと懐いてくれるに違いないとワクワクしつつの訪問。
もちろん、前の晩から香水や香油を付けるのはやめて万全の体勢。
出かける寸前ハンドクリームをうっかり塗りそうになったのも止める。

ピピは、野良ちゃん程には愛想は良くなく、まばたき返しはなかったのですが、それでもいつもよりはゆったりとした風情で、何度か抱っこも嫌がらずにさせてくれたのでした。




尻尾がさらにゴージャスになっていて、足裏が黒いので、後ろから見ると狸みたいに。



じっくりピピと遊んだ後は3人で外出。


・・ここにもう一人、30才になった息子のパートナーになる女の子が居てくれたらなあ・・

と思いつつ見上げた夕方の雲が奇麗でした。


夫がみつけたお店は夕方5時~7時までの営業で、客数も制限したアワビのお店。

go to eatには参加していないお店ですが、かなりの良心的価格で、伊勢エビ、アワビ、鯛、天然ハマチなどの豪華ラインナップ。

そういえば、行きつけのお店は、ワイン屋さんも含めて、何処もみなこのキャンペーンには参加していない。

あれも、色々と登録するのが大変なようです。

せっかくなので、使ってみたい気もするのですが、まあしょうがない。

ずっとアワビの天ぷらに縁がなく、いつか食べたい、と思って、せがんでいたのですが、ようやくありつくことができました。

夫は、よくゴルフ帰りに友人達と食べて来て「アワビの天ぷら?美味しくないよ~、怖いよ~」と一休さんに出て来るケチな和尚さんみたいなことをずっと言っていたのだけれど、もちろん、そんなことは全然なく、アワビの食べ方としては、炊き込みご飯の次に美味しいのでは、と思います。

硬いお刺身より、柔らかくなっている方が好きなので。
写真はお刺身の方ですが・・


家族3人の写真を撮ってもらおう、と言いながら行ったのですが、あまりの美味しさ楽しさに、すっかり忘れてしまいました。

息子の会社も大変そうで、まあ、今大変じゃない会社も少ないだろうけれど、なんとか乗り切って欲しいと祈るばかりです。

でも、いざとなったらピピは我が家で引き受けてもいいけどね。


11月の設え

2020-11-01 00:32:09 | テーブルコーディネート
遂に今年も後、たったの二か月となってしまいました。

今年の10月は、途中、ぐっと冷え込む日もあったけれど、例年に比べると暖かかった。

何時も10月になるとすぐに布団の冬支度だったのに、数日前まで夏掛けのままで平気でした。

ここ数日はとても良いお天気だったので、冬用の布団や毛布を干して、夏掛けのカバーを洗濯して、とせっせと働いていました。

羽根布団は干しちゃダメとも聞きますが、やはりお日様の香りのする布団が最高なので、もうずっと干している。

10月は渋めな設えにしたので、反動で、ちょっとフォークロアっぽいポーランドのリネンクロスに。

家や、男女のペアが楽器を演奏している素朴な図柄です。

センターピースは、ロシアの塗りの木のカップなどで揃えようかとも考えたのですが野暮ったくなりすぎたので止めてしばし考えた。そして閃いたのが「楽器」。

楽器演奏をしている図柄の小物を戸棚から物色。

猫のデザインもそうですが、楽器も、好きなだけに、デザインには拘りがある。

所謂、「まあ可愛い!」というキティちゃん系の猫柄はだめで、同様に楽器演奏柄も、上手く言えないが、それなりの拘りがあり、なんでもかんでも可という訳ではない。

なので、数は少なくて、多分ここにあるものが全てだと思う。

つるんとした磁器が好きなので、ウェッジウッドのジャスパーは私の趣味ではなく、多分夫が頂き物とかで持っていたもの。

結婚当初は玄関先の印鑑入れとして使っていました。

楊枝入れの蓋ものがなくて、探していたところ、虫眼鏡でじっくり見ると天使がラッパを吹いていたので、これをチョイス。



トレイは最初、竪琴?と思ったけれど、こちらはよく見ると鳥かごで囀る小鳥でした。


もう30年以上、なんとなく家にあるものでしたが、はじめてじっくりと眺めました。
ああ、これね、と邪険に取り扱ってきたけれど、よく見ると、繊細で素敵なデザインです。ようやく日の目を見たジャスパー・・

少し早いけれど、クリスマスベルは11人のイケメンフルーティストが、夫々に寛いで笛を奏でているという素敵な図柄。

小さなボックスはスペインのものですが、イスラムっぽい図柄で、楽師や踊り子の意匠は、多分シルクロードで繋がって、宇治平等院鳳凰堂の雲中供養菩薩にも通じている気もする。



庭のアイビーを活けた緑のワイングラスは、30年前にブリュッセルの骨董屋で買ったもの。

「若い東洋人が興味を持ってくれるのが嬉しいから」

とかなり安くしてくれたのを覚えている。

気に入って買ったものの、普通にワインを飲むのには色が判らないし、何より私には小さすぎで(多分、デザートワインかリキュール用?)殆ど使うことがなかったのを、エィっとアイビー用に降ろす。



クッションカバーもコットンのものに取り替えました。

11月もつつがなく過ごしていけますように。

・・それにしても、この年末は「おめでとう」と年賀状を書く気分になれないですね・・