『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

胡蝶蘭

2024-06-13 22:45:30 | 日常
満開になったのが4月16日。


それから約2カ月経ってもまだ綺麗に咲いていて、楽しませてもらっています。

枯れてというよりもショボンと萎んで落ちた花は、この2カ月で6個くらい。
それも、ここ数日のことで、ずっと咲いた時の状態を保っているかのようでした。

改めて写真で比べてみると、咲いたばかりの時の瑞々しさと勢いには欠けるけれど、こうして咲き続けてくれているのが、有難い。

毎日、ピピのブラシの後に、霧を吹いてやっているのですが、ピピはブラシのあと、「あ~あ、ブラシは本当は嫌いにゃ~。やっと終わったにゃ~。」といった風情で、胡蝶蘭の葉っぱの先を私の顔を見ながらカミカミするので、葉の傷はさらに増えてしまい、申し訳ない。

霧は葉の裏だけでなく、花びらの裏側にも吹いています。
これから暑くなるけれど、ピピも胡蝶蘭も、なんとか元気に過ごさせてやりたいものです。







第42回 東京玉翠会総会 6月8日(土)

2024-06-11 20:53:34 | 日常
母校、香川県立高松高校の、日本一の規模の同窓会。
ピーク時は1000名越えたことも。

諸経費高騰の影響で、会費もグンと上がり、参加人数もどうなることか?と心配しましたが、700名以上の参加となりました。

開場は御成門近くの東京プリンスホテル・鳳凰の間。


コロナ渦中は、スペチャ等を使ったリモート開催でしのぎましたが、今回ようやく5年ぶりのリアル開催となりました。

そのような事情もあり、今回は事務局も幹事の御手伝い。

幹事学年を終えた23年前のある日、I先輩から「これから事務局を立ち上げようと思うんだけど、参加してくれませんか?」とのリクルート。

常識も知識もないし、忙しいので無理です、と即断ったものの、「いやいや、何もせんでもいいから」と結局押し切られて、一番、実害の及ばなそうな「同好会担当」ということになりました。

でも、本当に、忙しかったし、よくわからないので、数回会議と宴会(こっち要員だったのかも・・・・)に出ただけで、何もせぬまま33年が経ちました。

去年はやはり忙しくて、東京玉翠会関連のイベントにも全く出られないまま。

それが、今年は、ブラバンの名簿整備を新たにすることになり、それなら「同好会担当」の仕事だし、リアル開催にブラバン応援団はなくてはならないイベント。

ブラバンは音大受験を決めた2年の時に辞めてしまい、それもとても引き留められたのに辞めてしまっていて、それが申し訳なくて、卒業アルバムの部活の写真にも参加しなかったくらいでした。

でも、それを「そんなん、関係ないわ。少しでもおったら、それはブラバンや!」と仲間に加えてくださったブラバン仲間へのご恩返し、そして今後後輩に繋げるための恩送り。

これは、ブラバン以外の同窓生も同様で、日頃楽しく過ごさせていただいているご恩返し。

いつやるの?今でしょう!

ということで、本当に良い機会をいただけたと思います。

ブラバン対応のみならず、総会全体の企画進行パートのチーフとなって、この5ヶ月、やってまいりました。

とはいえ、実質の実務的なことは、本当に仕事が速くて緻密な10年下のTくんがてきぱきとこなしてくれたし、他のメンバー皆、素晴らしかったです。

事務局幹事団全体でも、この仕事の速さと正確さというのは共通していて、

「あ~~~世の中、こういう方達のお陰で周っているんだなあ・・・」

としみじみするばかり。

とはいえ、私もそれなりに、本当に忙しかった。

朝から会場入りして、色々準備している時、バックヤードでつい

「あ~つかれた~~。やっぱり65歳がやる仕事じゃないよう」

と愚痴ったら、1年下の後輩Kくんからすかさず

「でも真理さん、とっても楽しそうな顔しとるで~」

はいはい、顔に出やすいタイプなの!

ということで、本当に楽しかったです。

高松からも応援に沢山駆けつけてくださったブラバンOBOGによる、校歌、応援歌、応援団のエール、も情熱溢れる素晴らしいパフォーマンスでした。
そして会場中の同窓生が肩を組んで歌っている姿は、揺れる大きな波の様で、
感動ひとしおでした。

・・もともと、こういうことは、どうでも良いタイプだったはずなのに、本当に不思議な廻り合わせとしか言いようがありません。

お陰様で、今も多くの嬉しい感想が寄せられていて、一安心。
とはいえ、昨日は忘れないうちに、と気付いた反省点や改良点、今後引き継ぐことなどをまとめて事務局メールに投稿するなど、事後対応も忙しかった。

同期との2次会も、たわいもない話ばかりなのに、なんであんなに笑えるのだろう?と不思議ですが、楽しいひと時でした。

皆さま、本当にありがとうございました!

また来年もよろしくお願いいたします!

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ワンピースは一目惚れで6年前、還暦祝いも兼ねて、赤と紺の色違いで購入したアデュートリステスのワンピース。

私にとっては迷う値段でもあったけれど、半額になっていたこともあり、母の教えは「迷ったら両方」だったので。従っておいて本当に良かったと思う。

ツタンカーメンとの記念撮影の時にもこれにした。
そういえば、コロナ禍前の最後のリアル総会の時には、還暦ということもあって、この赤の方を着て参加した。

艶のあるコットンで、刺繍が全体にびっしりされている生地だけれど、自分で洗える優れもの。
二の腕が太いので、昔は、結構気にしてストールなぞ必ず纏っていたけれど、最近は、もう、暑さに負けて「あ~ら、ごめんなさいね、太くって。」という感じで自分的には気にならなくなってきてそのまま着てしまっている。
年を取るってこういうことなのね。









寝顔

2024-06-07 23:40:59 | ピピ
Amazonで届いた新しいダンボール箱もピピのお気に入りになっていて、ここ数日の御昼寝は、いつもこの箱の中。

やや小さめで、窮屈なのではないかと思うのですが、その窮屈さも落ち着く理由の一つの様です。

前脚は交差させて、その対角線側にある後ろ脚はお公家さんが座る時の様な足裏同士がくっついているような恰好。

フサフサの尻尾は頭の上に。

ちょっといつもより下顎が前に出ているような、安心しきった寝顔に惚れ惚れです。



でも、寝顔を見ると、いつも、「もし、このまま目を開けてくれなかったらどうしよう?」ととても不安になります。

いつか、その日は来る訳で、まあそれは人間も同様なのだけれど、やはり小さな猫という儚げな生き物の命の長さは人よりも短い訳で。

寝顔を見るたびに、その日の事を考えて泣いてしまうのは、私だけではないと思う。

寝息を確かめてみたり、緩やかに胴体を揺らす呼吸を確かめながら、「長生きしてね」と祈るような気持ちになるのも、こんな時。




6月の設え

2024-06-05 20:06:17 | テーブルコーディネート
素朴&カラフルな感じが続いたので、この蒸し暑さに対抗できるように、スッキリ涼しい組み合わせにしました。

くすんできた銀の燭台とティーストレーナー、ピルケースを磨いて、クリスタルの置物は洗って、リスボンの燕たちも登場させて、みなツヤツヤの光を反射させるものばかりてセット。

クロスは麻のアズレージョ柄。
センターライナーは、すっきりとシルバーグレーで、これまた涼し気に。

ティーストレーナーは茶こし部分を外して、夫用の爪楊枝を入れて、ピルケースは、まだちょっと喉が絡んで咳など残っている私の咳止め用タブレットが入っています。






アズレージョもマイセンのブルーオニオンも、古伊万里の染付も、白地に青、ということでセレクト。

見込みに薩摩藩の十字?が入っている中皿は後ろ側に素朴な馬の絵が。






同じ店で購入した豆皿も同じく馬。

いずれも30年くらい前に購入したもの。

息子が午年ということもあり、

「波乗り馬といって珍しいものです。縁起ものですよ」と勧められてうっかり買ってしまったけれど、確かにあまり見たことがない。





波乗り千鳥とか、兎はあるけれど。
(本当は、こちらも欲しい・・)

リトグラフも馬なので、馬で揃った薬箪笥周辺。



アルベロベッロのプーミはやはり片すには忍びなく、窓辺に。
違う種類のレースを下げてみました。






岩城正夫先生 訪問

2024-06-04 11:10:57 | 日常
久しぶりに、岩城先生ファンのNさんと一緒に先生のお宅を訪問しました。


94歳になられても、お元気で、その知性と感性溢れるお話を伺うことが出来、更には、ギターの新曲も2つほど増えていて、本当に沢山のエネルギーをいただけました。

岩城先生のお話はいつもロジカルで、爽やか。スっと心に染みて来ます。

6月2日には東京で講演会があり、ギター演奏も披露されるとのことでしたが、本当に御元気で、嬉しいです。

どうぞいつまでも御元気で、ご活躍ください!

南イタリア土産の鳥寄せの笛を早速吹かれ、最初は全く音が出なかったのですが、
「ああ、これはちょっとしたコツが必要ですね」と仰いながら数分間試みて、すぐに小鳥そっくりの音が出る様になりました。

また、ハっと驚かされたのは、もう一つのお土産、グリッシーニの様なスナックを食べた瞬間の感想。

グリッシーニとはいっても、よくある細長いものではなく、直径3センチ程のサクっとしたクッキーの様な形のもの。

「ああ、これは、とても時間をかけて作られたものですね。」
「?」
「この美味しさに辿り着くまでに、とても多くの時間と試行錯誤をして、その成果がこの味になっていると思いますよ。」

とのこと。

このグリッシーニは「日本に入ってきていないようなイタリアのお菓子」ということで、目に付いたものを買ったものですが、とても好評で、我が家でもあっという間になくなってしまったもの。

日本でも食べたことのない味で、とっても良かった、と思っていたけれど、流石の先生の感想に感じ入りました。

空港で買ったリモンチェッロは「ああ、これはよく空港で売っているやつだね」

と、まあ本当になんでもお見通しです。