桓武天皇による平安京遷都は西暦794年のことでしたが、今回は平安京ではなく我が家の周辺で鳴くウグイスです。
今月18日に南から渡ってきたホトトギスの初鳴きを聞きましたが、春告げ鳥といわれるウグイスの方は、実は
私たちの周りに1年中いる鳥です。冬の間は「チャッ、チャッ」という笹鳴きをしながら地味に暮らしています。
そして3月になると彼女を求めてあの鳴き方を始めるんですね。
#1
そんな、うちの庭のクスノキ周辺を縄張りにして鳴いているウグイスを載せてみました。今回の登場人物(鳥物?)は
すべて同じ1羽のウグイスくんです。
#2
アンズの木の枝止まりでこちらを見つめられました。
#3
そして飛び出しです。
#4
今度はキウイの木に止まってさえずり始めました。その下の方では虫たちがまるで音符のように飛び回っていました。
ウグイスの歌声が目に見えるような光景でした。
#5
与謝蕪村の句に うぐひすの啼くや小さき口明けて という名句がありますが、その小さな口をさらに大きく開けて
さえずります。
#6
ひとしきりさえずったあと、また場所を変えるようです。これってどこに飛ぶかちゃんと考えている顔ですよね。
#7
翼を開いて飛んで・・・
#8
翼を閉じて飛んで・・・
#9
電線に止まって高らかにさえずります。 ホーホケキョ♪
#10
ケキョケキョケキョケキョ♪ と谷渡りも
#11
正岡子規が利根川を渡るとき聞いた茨城弁に触発されて詠んだとされる句にこんなのがあります。
鶯の聲になまりはなかりけり
ところがどっこい、世の中は広い。ウグイスにだってちゃんと方言はあるんです。
うちのこの子は正調の鳴き方をしていましたが、いつも行く森の中ではこんな鳴き方をするヤツもいるんです。
ホーキムチギョン♪
#12
そして正調節で鳴くウグイスも鳴き始めには苦労するようで、いろいろと鳴き方に試行錯誤があったりしますね。
たとえば ホーホケッ♪
#13
たとえば ホーホケチョビ♪
#14
たとえば ホーホケキョン♪
#15
ひとしきり鳴いたあとはひと休み。飛んできたハチを眺めていました。
(まったくの偶然でしたが、たまたま飛んできたハチがバッチリ写っていました。
みつばちマーヤ? みなしごハッチ? ぴんきぃびぃちゃん? 年代によっていろいろありますよね)
#16
<<おまけ>>
今回のおまけはアカバナユウゲショウです。いまの季節、このあたりでは近所のどこにでも普通に咲いている花です。
#17
この花には白花があるそうで、ご近所のブログのお仲間の赤い風車さんやさなえさんが時々載せていました。
へ〜と思って見ていましたが、私も先日ネイチャーセンターの敷地内で見つけることができました。
これです。
#18
赤花
#19
白花 やっと私もみんなの仲間入りができた、かな?
#20
^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
ほんとうに一年中鳴いていますが、鳴き方のおしゃる通りです。それを聞きながらうまくなったねぇと声をかけたりしちゃってね。
白花夕化粧も見つけましか、私なんぞは苗を採って来て鉢に植えちゃいましたよ。
キショウブの白を探しています。
こちらに来るようになったばかりのころ、昼間に風呂に入っていたら
ウグイスのさえずりが聞こえてきて、つくづく贅沢な環境だなーと
思ったものでした。風呂場で聞くウグイスのさえずりは風流度が
高いですよね。
アカバナユウゲショウの白花をネイチャーセンターで見つけたと
喜んでいたら、またたく間に草刈りされてしまいました。
タネができたら少しもらおうと思っていたのに。
キショウブの白花もネイチャーセンターに咲いていますよ。あそこは
キショウブは外来種ということで目の敵にしているようですから
早めに行って、声をかけてもらってきてはいかがでしょうか?
そういえば昨日、いつもの散歩道をかみさんと歩いていたら
サンコウチョウの鳴き声が聞こえてきました。今年初めての
鳴き声で嬉しくなりました。今年も写真に撮れるといいな〜♪
裏のお家におばあさんが来られなくなって、草木もみんな片付けられてしまってからは
ウグイスの声も聞かなくなり寂しくなってしまいました。
#3,4がとっても好きです(^^♪
飛び出しの羽の広げ方がとっても綺麗ですね♪
「虫たちが音符のように飛び回る」という表現も素敵です♪
一生懸命さえずる声が目に見えるようで、ほんとに声も聞こえてきそう!
翼を広げて飛んで、閉じて飛んでも凄いですね。鳥ってすごい!!
ウグイスにも方言があるのも楽しいですね。
何度も何度も練習をして歌が上手になっていくんですねぇ。
ハチがバッチリ一緒に写っているのもナイスです♪♪♪
アカバナユウゲショウの赤花も白花も可愛らしい花ですね。
こちらではよく道端で、ピンク色のマツヨイグサみたいなのを見るのですが、
もしかしたらアカバナユウゲショウなのかしら、とふと思いました・・・
お庭にウグイスや他にも色々な鳥が来るのって素敵ですね♪
とっても楽しませていただきました(*^^*)
ウグイスはさえずりを始めるとその存在を強烈に意識できますが、
冬の間も頻繁に笹鳴きをしていますので、その声を覚えると
ずいぶん身近に感じられるようになるのではないでしょうか?
#3、#4ありがとうございます。#3はきれいな色に
撮れましたね。#4は顔が影になってしまったのが残念でした。
虫が音符のように写ってくれたおかげで楽しい絵になりました。
ひめねずみさんにも”声”を聞いていただきありがとうございます。
鳥は飛び出しの時に一瞬翼を閉じて空気抵抗を抑える飛び方を
しますが、それがうまく写っていたのがおもしろいと思います。
ウグイスは歌い始めの未熟なときに間違ったヤツがいると、
その子に引っ張られて奇妙な方言ができてしまうのかも知れません。
何年にもわたって受け継がれているのを見ると、もうこれは
文化と言ってもいいような気がします。
ハチが写っていましたね。写真を撮っていると時々こんな
おもしろいことがあったりしますね。
ピンクの花はアカバナユウゲショウかも知れませんね。どこにでも
普通に咲いている花ですから。
短く切り詰めたとはいえ、うちの庭にクスノキがあることが
鳥たちを呼び寄せているように思います。田舎に住んでいる
喜びのひとつですね。
一緒に楽しんで頂いてありがとうございました。
野鳥と猫が出てくるブログを探してたどり着いていました。
過去形なのは、ココログのブログ時代から読んでいましたので、
今たどり着いたわけではなかったんです。
だまって読んでいるだけで、失礼いたしました。
実は私の出身地が千葉県のキッコーマン本社のある市で、
千葉のことが書かれているブログが嬉しかったのです。
それと、読んで行くうちに、
しろねこ仙人さんが札幌の出身だということが分かり、
それもびっくりしたのです。
実は私は大学時代、北大に通っていましたので・・・・しかも工学部・・・・
しろねこ仙人さんはたぶん先輩にあたるのでしょうか・・・・
札幌には10年ほど住んで、
今は南の島、与論島で暮らしています。
札幌を離れて30年近く経ってしまったので、
札幌の写真などを拝見すると、あまりにも変わってしまった部分があり、
昔がどうだったのか、比較できないくらいです。
あの頃はバブル真っただ中でした。
さて、ブログのお話です。
私はここ数年野鳥観察をこの島でしていまして、
そのブログを書いています。
飼いネコが5匹いるので、
ほんのたまに登場しています。
島で出会う猫さんにも登場してもらっています。
この時期の野鳥は、繁殖の季節なので、
ヒナの姿を目にしたり、
楽しい時期ですね。
ウグイスも留鳥として島に居ます。
ホーホケキョの方言ありますよね。
「ホーホケキョキッ」とかやっています。
こちらはチョウセンウグイスなどもたまに来るらしいので、
「ホーハゲチャビン」とか鳴くらしいです。笑えますね。
こちら南西諸島では、ハブの居る島と居ない島があり、
ハブの居る島、奄美大島、徳之島では繁殖しません。冬鳥です。夏はいなくなります。
こちら与論ではハブはいないので、ずっといて繁殖してくれます。または、奄美大島などから渡ってきて、繁殖しています。
住む場所が変わると、そんな習性も見られるのです。
私のブログでは、写真はおもちゃのようなカメラで撮っていますので、
しろねこ仙人さんのような素敵な写真は撮れないですが、
南の島の鳥を見に、お時間があればいらしてくださいね。
では、失礼いたしました。
「 島の鳥見日記3 時々猫と草花」です。
どうぞよろしくお願いいたします。
大変失礼いたしました。
おかパンさん、初めまして。コメントありがとうございます。
キッコーマン本社というと千葉県の北の方ですね。私は北大卒業後、
新宿のIT企業に就職し、ずっと千葉県に住んでいましたし、退職後の
今は外房に住んでいて、千葉県は大好きな場所です。
おかパンさんも北大工学部卒業ということで、私とも近しい縁の
ある方だったんですね。バブルのころに北大生だったということで
あれば、たぶん私の方が10年ぐらい先輩でしょうか? 札幌を離れて
30年近く経っているとか。ずいぶん変わってしまった部分とまったく
変わっていない部分とが混在している街ですが、どうしても変わって
しまった部分に目が行ってしまうことでしょうね。私のブログで札幌を
懐かしんで頂けたとしたら嬉しい限りです。
しかもココログ時代から見て頂いていたとは! 本当にありがとうございます。
今おかパンさんのブログをちょっとだけ拝見してきました。
まさに鳥とネコが登場する楽しいブログなんですね。しかもさすがに
与論島、珍しい鳥がいたり、方言が語られていたり・・・
このあとじっくり見せて頂きますね。
ステキな訪問、ありがとうございました。