箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

箆柄暦『九月の沖縄』2007 入稿

2007-08-28 01:37:51 | 箆柄日記
エイサーの太鼓が遠く響く夜、箆柄暦『九月の沖縄』のデータがひっそりと完成。今月も厳しかった。というのも、先日も書いたけど、今回また大幅なフォーマット変更があったから。

しばらく前に、アンケートを採ったとき、「今の形のままでいて欲しい」「だけどもっとイベントを載せて欲しい」「できれば自分の住んでいる地方の情報を増やして欲しい」「でも携帯やインターネットは使ったことがない」「携帯やインターネットは使いたくない!」といった具合に至極まっとうだと思うけど矛盾した意見が大半だった。

こちらとしては、「今の形ではコストがかかりすぎる」「印刷物という物理的に限られた中で情報を増やすことはできない」「最大公約数に訴えるイベントからチョイスすれば地方のイベントは載せにくい」「だからインターネットや携帯やを使って欲しい」「使ったことがないんだったら便利だから使ってみて欲しい」というのがホンネなのだ。

それでも我々だって紙で出す意義もあると思うし、なにより続けたいので何とかやっていくつもりだ。紙を続けることに答えが見つからない限り、それこそが矛盾しているといわれても、できるだけやっていきたいのだ。だから、読者の皆さんにも協力してもらいたい。

今回の変更は、皆さんのアンケート結果を裏切るかも知れない。しかし、読者の皆さんがすこしだけ新しいことにチャレンジしてくれたなら、今までとは違った強力なツールが手に入り、結局、アンケートの要望を満たすことになると思うのだ。

もちろん、いきなり満額回答にまでは持って行けないと思う。けれど、すこしずつ近づけていきたいと思っているので、どうかこれまで通りおつきあい頂きたい。

ぴあを初めとした情報誌や雑誌文化が爛熟したのは、活版からオフセットという印刷の技術革新によるコストダウンや制作期間の短縮によってもたらされたものなのです。技術の進歩による恩恵は享受しようではありませんか。

よろしくお願いします。

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