箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

往く寿還る寿、大典寺カウントダウンライブ

2009-12-31 23:59:00 | 箆柄日記
いよいよ大晦日。まずは八重山そばの名店「ジュネ」にて年越しそば。久しぶりに食べたジュネの八重山そばはは変わらずに美味しかった。ジューシーが売り切れていたのが残念。来年食べにこよう。


年越しの瞬間は、恒例、大典寺にて田村邦子さん主催で行われる「往く寿還る寿カウントダウンライブ」。今年は、クラシック・クロマチックハーモニカ奏者の比嘉祥人さん、ハードロックボーカリストの城間健市、ヴォーカル&ギターデュオのアコースティックM、そしてオペラ歌手の田村邦子さん。


比嘉祥人さんは、無伴奏でのハーモニカ演奏で、会場の度肝を抜いていた。クロマチックハーモニカ、しかも生の演奏を聴ける機会はあまりない。ハーモニカの可能性を多くの人に知ってもらえる良い機会だったと思う。

アコースティックMには、ベーシストの真境名陽一さんも参加。はじめは知名勝さんますみさんのデュオの予定だったが、毎年大典寺にお参りにに来ているという真境名さんが急遽参加することになったとか。アコMは真境名さんのベースが加わると、より広がりのあるサウンドになり、聴き応えがあった。

大晦日の沖縄の夜に表れるという、お正月マンが乱入し、アコースティックパーシャの演奏が聴けるのではないかと、ひそかに期待していたがもちろんそんなことは起きなかった。

さて、今回で8回目を迎える大典寺での「往く寿還る寿」だが、実はこれまで一度もカウントダウンに成功していなかった。いつも演奏が押して午前0時を過ぎてしまっていたが、8回目の今回は、ついに時間通り「あけましておめでとう」が言えた。

今年はきっと、田村さんにとっても、エフエム那覇にとっても、箆柄暦にとっても、そして沖縄にとっても、今までと違う年になるに違いないと感じた。

追記:
大典寺のカウントダウンの後は、屋上に昇って除夜の鐘を突くのがこれまた恒例となっている。列の後ろに高校生の団体がいてやたらうるさかった。列の前にもなんだかうるさい参拝客がいるなと思ったら、婦人会の二人だった…。声をかけたらかなりのご機嫌状態で高校生よりある意味大迷惑(笑)。近所で飲んでいて、鐘の音を聞きつけてやってきたとか。来年はカウントダウンライブから見てね。そうだ、来年はローリーさんがゲストってのも良いかも。







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新良幸人withサンデー@リウボウホール

2009-12-30 19:30:00 | 箆柄日記
新良幸人withサンデー@リウボウホール「年末だよおっかさん」に行く。これまた恒例のライブ。お客さんの入りも上々。去年は宮良長包特別賞受賞もあって、通路や階段の上まで人があふれたが、今年は多めに用意したイスに、きっちり席が埋まる感じ。ゆったり見ることができた。


前半は、新良幸人withサンデーの演奏。後半はゲストに下地勇さんを迎えて、SAKISHIMA meetingの曲を披露。演奏、音響共にバランスの取れた素晴らしい内容だったと思う。PA席にあったスケジュール表には21時終了、22時撤収と書かれていたが、アンコールを含めて21時を過ぎていた。

一年を締めくくる恒例の打ち上げでは、幸人さん、サンデーさん、勇さんだけでなく、スタッフの面々が集まり、今年も楽しい会となった。SAKISHIMA meetingの中南米ツアーの裏話など、笑いが絶えなかった。景気が悪い年末だが、なんだか明るい話題ばかりだったように思う。

今回音響を担当したパワーステーション上江洲さんと、イベンターのハーベストファーム野田さんが、今日のライブはとっても良かったと繰り返していた。良いライブだったからこそ、今年が良い雰囲気で締めくくれたのだと思う。

来年も、たのしい打ち上げに参加できたらいいなと願う。
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暮れの元気なご挨拶、パーシャクラブライブとか、柄祭りとか

2009-12-29 16:24:00 | 箆柄日記
箆柄暦『一月の沖縄』を配りに、一路コザへ。コザは最近、観光案内所が増えているけれど、店がどんどん閉まっている。今年思いつくだけでも、M frog、ヨーガンレールetc...。

カフェユニゾンにあったオブジェがギャラリー・ラファイエットの入口にお引っ越ししてた。

今日は渋谷発が店じまいしていた。北谷の店に統合だとか。ここは一度も入ったことはないけれど、長く営業してきた店だけに驚いた。91年から18年もここにあったのだなぁ。

そして遂に、パークアベニューのトータルプロも、ギャラリーを閉鎖して作業場だけになっていた。自分にとっては、毎月のコザまわりでの句読点的場所だったのにとても残念。箆柄暦『一月の沖縄』の表紙の撮影で使わせていただいた、サロンカッソーへご挨拶して、那覇への帰路へ着く。


さてと、パーシャクラブ年末恒例ライブで、桜坂セントラルへ。テーブル無しのオール椅子席のセッティング。椅子席はすべて満席で、後ろの方に少し立ち見も出ていた。昨年は国際通りまで列ができるほどの入りだった。今年はそれほどまでではないものの、大入りといっても良いだろう。


幸人さんは、このライブの直前に、リウボウホールでの下地勇さんライブにゲスト出演してきたそうだが、そちらも満席だったとのこと。かなりの数が、県外からのお客さんだと思われる。観光産業全体からすれば小さな数字かも知れないが、外貨獲得に貢献していると思う。

他にも、年末沖縄のミュージシャンをお目当てに来沖している人は相当数いるはず。不況下でも、これだけの手堅い客をちゃんと掴んでいる沖縄のミュージシャンを、もっと大事にしないといけないのではないだろうか。そんなミュージシャンを増やすには、県外での活動をしやすくする支援が重要ではないかと思う。

さてライブの方だが、まあいつもの通り楽しかったのだが、客席がお行儀良すぎて、恒例の年末ライブじゃなくて、なんだか普通のコンサートみたいだった。お酒をオーダーしづらい感じだったのが大きいかな。メンバーが「お酒飲んでる?」と聞いても、手元のグラスは空という状態の人が多かった。あとは女性客が多かったり、今年は夏のパーシャがなかったので県外客が多かったせいもあるのかな…。

無い物ねだりは詮方なきこととしても、D-setの頃の雰囲気が懐かしい。

ゲストで、ローリーさんが登場したのには驚いた。阪神ファンだから、来年寅年に向けて、気合いが入っているのだろうか。


パーシャクラブの恒例年末ライブの後は、これまた年末恒例「柄祭り」にgrooveへ。栄町の名店「生活の柄」の大将・モリトさんが、今年一年の感謝を込めて行う忘年会。店に出入りするミュージシャンや常連が次々とやってきて、セッションしたりお酒を飲んだりの楽しい会。


お楽しみは、生活の柄特性の在庫一荘蝠叝oカレー。これがまた獅「。おなかも心もいっぱいになって、おうちへ帰った。


ん、年末の記事内容自体も恒例化している。恒例のライブを恒例で見ている私。定点観測。



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和歌様ご乱心。シュール・シュリンプ!

2009-12-27 20:30:00 | 箆柄日記
音楽ライターの和歌之介さんのバンド、シュール・シュリンプのライブを見に、曙のロイドへいく。女子3人のロックバンド。ギャリンギャリンとギターをかき鳴らす和歌之介さんの、永遠の17歳的ロックスピリッツに感服。



そのあと、ダンボルギーニというバンドをみた。和歌之介さんオススメのバンド。シンプルでスリリングで、キレのあるロックを聴かせてくれた。確かにカッコイイ。



このバンドも、箆柄暦の編集の時に、ずっと名前を見かけていたバンドのひとつ。見たことないけど、良いバンドがまだまだたくさんあるんだなぁと痛感。

追記:
2009年12月24日にお亡くなりになった喜納昌永さんの告別式に行ってきた。さすが民謡界の重鎮、大きな祭壇の前に、大勢の親族が座っていた。もちろんその中には、喜納昌吉さんも座っていらっしゃいました。会場には、喜納昌永さんの写真や愛用の三線などが陳列されており、さながらミニ記念館のような状態だった。今年は年末になって、民謡界の著名人の訃報が相次いだ。何か時代の変わり目を感じます。

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ローリークック presents「Love Land Soul Revue !」

2009-12-26 20:27:00 | 箆柄日記
沖映通りのバンターハウスへ、ローリークック presents「Love Land Soul Revue !」を見にいく。その前に、スタバ隣のレキオスで、飲みながらの打ち合わせがあったので、ライブの前にすでにほろ酔い加減だった。


今夜のライブは、ローリーさんが呼びかけて集まったミュージシャンが、ローリーさんのスペシャルバンドをバックに、次々と入れ替わりながら歌っていく形式。當山貴史、ちえみジョーンズ、下地勇さんが次々とステージに登場した。

自身のバンドで歌うのとは違うアレンジで歌うので、それぞれのオリジナル曲がいつもとは違う姿を見せる。自身のバンドの練り上げたアレンジでは無いぶん、シンプルなアレンジが、曲の持っている骨格が見えやすい。すべての曲で、ローリーさんのギターが効果的にバッキング。全部がローリーカラーになるから面白い。

最後はローリーさん自身が歌った。キーボードのたまごさん、ドラムの當真嗣篤さん、そして今夜の陰のリーダー、ガチャピンさんもソロをまわし、ステージに立った全員の持ち味が発揮された。

自分の好きなミュージシャン達が一同に会し、客席を見れば、それぞれのミュージシャンのライブで見かける顔、知り合いがいっぱい。お酒も入ってすっかり酔っぱらいながら、挨拶をしまくっていた私…。

ライブの後は、ローリー婦人会のみなさんとBar土へ。こちらでも意外な人たちと遭遇。年末のご挨拶をまとめてすませたような一夜だった、が、酔っぱらいすぎて最後の方はよく覚えていない。

明日は休肝日にしよう…。
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