箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

大ちゃんの常連

2005-05-31 06:13:57 | 箆柄日記
大ちゃん」の常連の佐藤さんから突然のメールがあった。実に久しぶり。

大ちゃん」というのは、東京時代に足繁く通っていた沖縄料理屋さん。今は江戸川橋に引っ越したが、私が通っている頃は飯田橋にあった。飯田橋時代は随分くたびれた店内だったが、流石新しい店はキレイだ。


これなら女性や一見さんもあんしん。大ちゃんのウェブはここ。

飯田橋にあった大ちゃんは、店内は薄暗く、タバコのヤニ臭さが充満。マスターの撮り貯めたビデオが渦高く積まれていた。沖縄料理屋といっても、民謡もかかっていないし、紅型のエプロンも付けていない、三線も置かれていない。そもそも看板には沖縄の文字もない店だった。

沖縄好きなら行きつけの沖縄料理屋のひとつやふたつあるだろうが、およそこの店ほど沖縄料理屋らしくない沖縄料理店は他にはないだろう。でも私にとっては何処よりも沖縄な店だった。この店でなんど飲み明かしたか分からない。

まだ新しい店には行ったことは無いけれど、写真をみると阪神戦しか流れないあの大きなテレビも、斉藤由貴の等身大看板も残っている。止まり木に寄り添う椅子も昔のままっぽい。なによりバンダナ姿の大ちゃんの懐かしい姿が映っている。

店はキレイに生まれ変わっても、あのシークワーサー割りの味と、チャンプルーの味は変わっていないだろう。時間が取れたら久しぶりに遊びに行きたいものだ、と言い続けて早三年…。
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アルベルト語る

2005-05-30 01:08:46 | 箆柄日記
箆柄暦『六月の沖縄』は、アルベルトさんのインタビューがメイン。ソロの新作『夜のカメリア』についてのお話を中心に構成したが、『夜のカメリア』を通して見えてきたのは、やはりアルベルトさんのルーツというか、根っこの部分だった。


アルベルトさんは表情がいい人なので写真を撮るのが楽しい。

根っこというのは、出身地のペルーであったり、沖縄移民であったり。演歌に対する気持ちもそう。先日BSで八代亜紀さんと共演しているのを見た。フォルクローレアレンジで「雨の慕情」。良かった。アルベルトさんももちろんだけど、八代亜紀がまた良かった。

アルベルトさんも来年40歳。いい50代を迎えるために40代を一所懸命に過ごしたいと言っていた。同感。

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箆柄暦『六月の沖縄』の発行に伴って、ウェブも更新。バックナンバーのページに先月号のPDF追加。藤木勇人さん、NUUさんの記事などがお読みいただける。


撮影場所:うちゆくい(牧志駅そばの大川家具1F)

そういえば読者から、先月のNUUさんの記事で興味を持ってCDを購入したと言うメールを頂いた。お役に立ててヨッカッタ。聴いてみた感想も聞いてみたいものだ。
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もともと安いのに

2005-05-29 02:13:56 | 箆柄日記
昼間、ウルマックスのイベントカレンダーを少し更新。トップのオススメイベントなどを更新。地道に更新活動。

夜、fmなはの夕方の番組「ShakeUP! NAHA」のレメ[ター親睦会に顔を出す。同じくレメ[ターをしていても、曜日ごとに担当しているので一同に顔を揃えることはない。

お互いに同じような苦労をしているもの同士、悩みを話したり、情報交換をしたりして、より番組を盛り上げてもらおうというのが目的。しんざちょが音頭をとっての企画。

場所はもうお馴染み、西武オリオン裏のChu Pan Jah。そらさんに無理を言って安く上げていただいた。もともと安いのに更に安くてゴメンナサイ。このご恩はいつか…。

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NUUさんから

2005-05-28 02:09:29 | 箆柄日記
NUUさんから郵便が届く。封を開けてみるとハシケンさんの新譜『青い月』のサンプル盤と資料が入っていた。

手書きのカードが添えられていた。紫のインクで「うたとコーラスで参加しました! すてきなアルバムです」と書かれた文字がうれしそうに躍っていた。きっと楽しいレコーディングだったに違いない。

早速聴いてみる。広がりのあるここちよい作品に仕上がっていた。ライブで既に耳にした曲達も、少し趣を変えながらいきいきと仕上がっていた。NUUさんのうたとコーラスに注意しながら聞き直してみる。


風よけでマイクがてるてる坊主みたい(笑)
撮影場所:海楽祭2005.4.3


3曲目の「タワー」でのうたはメロディに上手く寄り添い(ちょっと大貫妙子さんっぽいかな?)、5曲目の「扉」でのコーラスは伸びやかに、どちらも曲の雰囲気に合った唄い方をしていて、しかも主役を邪魔したりしない。この柔軟さに関心。やっぱりうた上手いなー。

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夜、藤木勇人さんの一人芝居「うちなー妄想見聞録vol.29」を見に、てんぶす那覇へ行く。一番前のかぶりつきで見る。ゲストに、書アーティストの田島親一さんとあったが、芝居と書の共演とはいかなるものかと思っていたらそういうことだったのか…。

 お芝居の内容についてはネタバレなので書きません。
 6月2日~5日下北沢・駅前劇場にて上演です。

芝居がはねて、会場で出会った方達とまるみかなーに流れる。あとから藤木さんも合流。ほっと一息、駆けつけ一杯のビールを一気に流し込みながらも、もう東京公演までの修正点などに思いをめぐらせている様子だった。

藤木さんは、いつもなにかを考えている人のような感じがして、几帳面で生真面目な印象を受ける。沖縄の倹lさんには少ないタイプだと思う。自分を大きく見せようとしたりもしないし、自分の立ち位置に割と冷静。何より撃ノ対して真摯だ。

振り返って少し最近、自分は浮かれていなかったか。人に対してぞんざいになっていなかったか。忙しさにかまけて仕方がないと流してきたことを素直に反省して次に進まねばと思った今日だった。
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そら豆と母の愛

2005-05-27 01:48:27 | 箆柄日記
11時から「ナハぶらっ!」の担当コーナー。今週はちょっとテンション上がらず。今週の一曲は、エレファントカシマシの「浮雲男」をかけた。

夕方、ようやく箆柄暦『六月の沖縄』も完成した。週明け頃から月末にかけて、那覇空港の観光案内所やわしたショップなどで手に入るだろう。

さて、東京担当から大量にそら豆が送られてきた。fmなはのみんなで分けてもまだたくさんある。どうして食べたものか。そうだ、一息ついてChu Pan Jahに持って行ってそらさんに料理してもらおう。

そんなわけで安里Chu Pan Jah、セッションの金曜日へ。今日は営業しんざちょも連れて行った。fmなはのレメ[ターやスタッフを集めた飲み会の場所を探していたので、ここを紹介しようという算段。そらさんに無理を言って何とか少ない予算でOKをもらった。

今日はお客さんもけっこう入った。徹夜明けのハイな状態。唄三線、パーカッション、Blues Harpまで、ちょっと暴れすぎたか…。


撮影:しんざちょ

一息ついたらまた仕事が待ってるぜ。

追記:
このパシャには後日談が。fmなは宛にメールが届いたのだ。キーボードのユウスケ君のお母さんから。「日々の様子はさっぱり分からない状態なので、(息子が)パシャに写っていて涙が出るほど嬉しかったです」とのこと。パシャやってて良かったです。
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