箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

サイエンスカフェにて

2006-04-22 10:01:23 | 箆柄日記
カフェユニゾンで行われた『サイエンスカフェ』に行く。これまで色んな人に会ってきたけれど、大気圏外へ旅した人に会うのは初めてだった。


『サイエンスカフェ』とは、スメ[ツや音楽、映画の話をするように、街中のカフェなどを借りたアットホームな雰囲気の中で、科学者と市民が会話を楽しむことを目的に開催されている対話集会で、ヨーロッパで始まり日本各地でも行われている。

今回カフェユニゾンでのサイエンスカフェは、科学技術週間の一環として、日本学術会議と科学技術振興機構が主催し、全国各地で同時多発的に開催しているサイエンスカフェシリーズのひとつだ(詳細こちら)。

沖縄のサイエンスカフェでは「海・サンゴ礁・暮らし~宇宙の視点、沖縄の視点~」と題し、日本科学未来館館長の毛利衛さんと、海洋地理学者の渡久地健さんが参加された。会場には30人の市民が参加、事前に「あなたと海について」というミニ作文で選考されたみなさんだ。

私は、78タイフーンfmの収録と言うことで参加した。いろいろと事情があって2時間の内容を10分で紹介しなければならないのだが、ゴールデンウィークにはャbドキャスティングする予定なので、お楽しみに。

さて、毛利衛さんはいつの間にか会場に現れたという感じだった。機材のセッティングをしていてあわただしかったこともあるが、気が付くと、会場の席に着いていたという感じだった。作業をしていたらいきなり「この機材は何ですか?」と話しかけられてびっくりした。

不思議な空気感を持った方で、サイエンスカフェのなかでも、参加者の間にとけ込んでいたかと思うと、時折はっとするようなやり取りを(おそらくわざと)加えたりと、まさに重力の感覚が違っている人という感じがした。

沖縄のサイエンスカフェの受け入れをした海の自然史研究所の伊勢戸徹さん、カフェユニゾンの小池さん、ご苦労様でした。このサイエンスカフェが普天間基地を見下ろすこの場所で、これからも行われたらいいなと思います。

基地が無くなる日まで。

サイエンスカフェのメ[タルブログ:
http://cafesci-portal.seesaa.net/
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コントラバスハウゼがスゴイことに…。

2006-04-15 15:01:07 | 箆柄日記
先日、移転のため閉店したJAZZ Barコントラバスハウゼが営業を再開。プレオープンに行ってきた。桜坂から美栄橋駅前へ。いったいどんな店になっているのだろうか。


旧コントラバスハウゼは、さっそく取り壊されてしまいました…。

コントラバスハウゼはコントラバス奏者の高江洲章さんのお店。以前はグランドオリオン通りを突き当たりまで行くちょっと手前にあった。最初に店に入った時には勇気が要った。周りが更地になった真ん中にぽつんと残った建物は、頑固に立ち退きを拒んでいるようだったからだ。それにハッキリ言ってぼろかった…。

けれど、ほろ酔いの帰り道、JAZZの演奏に吊られてドアを開けた。というかドアは開けっ放し、演奏の音は外に漏れていた。以来、ちょっと飲み足りない時に、時々立ち寄るようになった。秘密の匂いがするこういう店が私には心地よい。お客さんも変わっていて面白い店だった。


さて、美栄橋駅から沖映通りを渡った向かいのビルの2Fへ移転と聞いて、どんな店になったか行ってみた。階段のところに以前の店のボロイ(失礼)看板があった。何となく安心して階段を上るとピアノが聞こえてくる。場所に間違いはなさそうだ。しかし入口えらくゴージャス。


JAZZ IN NAHAのカマンタ先生熱演

店内に入るとスゴイことになっていた、おしゃれなラウンジ風に大変身。大理石っぽい床に絨毯を敷いてあり、店の真ん中にはグランドピアノ、横にはコントラバスを構えた高江洲さんが演奏している。奥にドラムが据えてある。演奏している脇には低いソファー、反対側が長いカウンター、奥にはちょっとしたテーブル席もある。大人な雰囲気の店だ。

演奏好きなお客さんが次々に演奏に加わった。カマンタさんに誘われるまま、不肖私もBlues Harpで参加。カリー付けになったのかどうなのか。

カウンターには常連客らしい人達が座っている。あれれ、噂の編集長もいるぞ。気が付けばあの髭のピアノ弾きは屋良文雄さんでは? 色んな人が御祝いに来ているなぁ。今日はプレオープンで、5月10日にグランドオープンするそうだが、明日から店は開けるとのこと。

桜坂界隈は、今急速に変わっている。五月には新茶屋も立ち退きらしい。道ができて新しい建物が建ち、今の雰囲気が無くなるのは寂しい。本当はコントラバスハウゼも、桜坂で移転先を探したそうだが、夜中に気ままに演奏を楽しめるような物件はもう無いのだそうだ。

ここはもう歓楽街ではないようだ。
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第32回那覇ハーリープログラム

2006-04-12 15:07:21 | 箆柄日記
那覇ハーリープログラムの情報に飢えている人が多いようなので、載せておきます。変更などがあるかも知れませんが、責任は取れませんのでよろしくです。

===========================
第32回那覇ハーリープログラム
===========================
2006年5月3日(水)~5日(金)
場所:那覇新港(とまりんから徒歩10分)

▼海上イベント ◎メインステージ ○サブステージ □広場

■2006年5月3日(水)
10:00------
 10:00-10:30 ◎オープニングセレモニー
 10:30-17:00 ○OTV杯小中高一般相撲大会
 10:30-11:00 ◎金城中吹奏楽
11:00------
 11:00-14:00 ◎郷土劇場『oh!笑いけんさんぴん』公開録画
 11:00-15:00 ▼中学生・一般ハーリー競漕
14:00------
 14:00-15:00 ◎劇団でいご 仲田幸子お笑いショー
15:00------
 15:00-15:45 ◎REINA & 米嵩麻美 LIVE
 15:45-16:30 ◎石川清貴 LIVE
 15:45-17:30 ○中学生ハーリー表彰式
18:00------
 18:40-19:20 ◎太陽風オーケストラ LIVE
19:00------
 19:50-20:30 ◎パーシャクラブ LIVE
20:00------
 20:40-21:00 ◎音と光のファンタジー(花火)

■2006年5月4日(木)
09:00------
 09:30-10:00 ▼オープニングセレモニー
10:00------
 10:00-13:00 ◎郷土劇場『ゲンちゃんとゆしりやびら』
         公開録画 前川守賢 他
 10:00-16:00 □OTV杯ベンチプレス大会
 10:00-16:30 ▼巡視船一般公開及びハーリー体験乗船
11:00------
 11:00-12:00 ○子供ショー
13:00------
 13:00-15:00 ◎エアロビクス大会
 13:00-14:00 ○子供ショー
14:00------
 14:30-15:00 ○第2回けんさんぴん体操コンテスト
17:00------
 17:00-18:00 ○子供ショー
18:00------
 18:00-20:30 ◎インディーズライブフェスタ
         ザ・サンデーズ/ハーツグロウ
         ザ・フッカーズ/ノーズウォーターズ
20:00------
 20:40-21:00 ◎花火

■2006年5月5日(金)
10:00------
 10:00-10:30 □ハーリーオープニング
 10:30-11:00 ◎風之舞
 10:30-16:00 ▼ハーリー 一般競漕
11:00------
 11:00-12:00 ○子供ショー
12:00------
 12:00-12:30 ◎那覇観光キャンペーンレディー認定書交付式
 12:30-13:30 ◎劇団でいご 仲田幸子お笑いショー
13:00------
 13:30-14:30 ○子供ショー
14:00------
 14:30-17:00 ◎ウチナー島唄フェスティバル
         上間綾乃/伊禮麻乃/B-Bwitch/斉藤真美
         コーニーズ/新垣小百合/ザ・フェーレー
15:00------
 15:00-17:00 ○スマイル・チャー4 LIVE
16:00------
 16:00-17:30 ▼御願ハーリー 本バーリー
17:00------
 17:00-17:15 ◎中国歌手
 17:00-18:00 ○子供ショー
19:00------
 19:00-19:20 ◎MaMI with NOCHIE CANELA LIVE
 19:20-20:20 ◎ディアマンテス LIVE
20:00------
 20:30-21:00 花火

[資料提供] 那覇市観光協会/那覇爬龍船振興会/沖縄テレビ事業局
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ウチナーグチ講座も発表会

2006-04-11 23:21:55 | 箆柄日記
桜坂劇場のワークショップ、先週土曜日の映画製作講座に続き、平良進さん・とみさんが講師を務めた「沖縄芝居で学ぶウチナーグチ講座」も終了。マスコミも呼んで唄や寸劇を披露とのことで、見学しに行く。


桜坂劇場の二階にあるいつもの部屋に入るとすでにリハ中で、太鼓が鳴り三線が響き、着物を付けた受講生達の唄声と笑い声に満ちていた。私の受講した映画製作講座と同じ教室なのに、また違った趣で驚いた。

先週、映画製作講座の受講生達が賑やかに打ち上げをしているところを見て、ある講座の人から羨ましいといわれた。講座によってはこういう盛り上がりにはならなかったコースもあったようだ。ウチナーグチ講座は、これだけの受講生が最後まで残ったのだから楽しい講座だったに違いない。


雑然とした舞台裏にあった飲み物やお菓子の感じがホントの沖縄芝居の楽屋っぽかった。

平良進さん・とみさんが、受講生達をとても可愛がっていたことが特に印象に残った。進さんのみんなを元気づけるように華やかす三線。出番前に生徒の着物を直すとみさんのかいがいしい姿。おかげでみなさんのびのびと演技できていた。テレビ局、新聞社、雑誌社ら報道陣まで楽しそうに取材していた。

ところで最初に口上をのべた男の人、何処かで見た顔と思ったら、以前取材で一緒になったことのあるFM沖縄のスタッフだった。話しかけると幾分高揚した感じで声が弾んでいた。取材先で会った時の印象とは全然違っていた。ちょっと微笑ましい。

気が付くと映画講座の友達も見学に来ていた。おなじチームで作品を作った仲間と、FM沖縄のスタッフは同級生なのだそうだ。同じく映画講座の友達の奥さんや同僚も、今日のお浚い会に出演していたりして、桜坂劇場で一気にいろいろつながった。

真喜屋監督もビデオカメラ回していた。桜坂劇場を舞台に人と人がつながっていくという筋書きの物語が回り始めたというところかな、と。(ちょっと表現が臭かったか…)

追記:
翌日の琉球新報、沖縄タイムス両紙で、写真入りの大きめの記事が踊った。第二期は早めに申し込まないとすぐいっぱいだろうな…。

 ◎「実践 行動 体験 ワークショップ」[第二期募集
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ガッツ!ガーッツ!ゲッター会議

2006-04-09 23:45:03 | 箆柄日記
今日は、78タイフーンfmのゲッター会議だった。今年度前半の各自の事業計画の発表と、各事業への共通認識を全員で深めることが目的。会場は安里のホテルオーシャン「グルメ香港


ゲッター会議の後は大中華ガイキング!

ゲッター会議の「ゲッター」は、もちろん「ゲッターロボ」の「ゲッター」だ(って、何処がもちろんなんだろう…)。三機のゲットマシーンが順列を組み替えて合体することで、空中戦、地上・地中戦、海中戦に対応するゲッターロボのように、78タイフーンfmも少ないリソースを上手く組み合わせて色んな事業に取り組もうというのがゲッター会議の趣氏B

合体変形ロボット物の魁となったゲッターロボは、「なんで合体するとそんな形になるの?」と突っこまれるほど「変形」の部分に飛躍があったが、チームというのは組み合わせによって足し算以上の効果が生まれることがある。そういう意味合いも含めての「ゲッター会議」なのだ(マジです)。

かくして「78タイフーンfmは、最強のゲッターチームになる!」を基調テーマとしたゲッター会議は無事終了。あとは粛々とプロジェクトに取り組むのみ。その前に腹ごしらえということでお食事会へ突入。

そのためのホテルオーシャン。「グルメ香港」の中華ランチバイキングは1500円で很好吃!。全員で喰いまくった。同じ蒸籠の飲茶を喰い、ゲッターチームの絆は深まったのだった。

ところで、「ゲッターロボ」を調べていたら、シナリオの多くが、上原正三さんの手による物ということを知った。知らなんだ。

追記:
与世山澄子さんのライブ情報が届く。2006年5月31日に九州国立博物館ミュージアムホール[詳報 ]。6月1日~3日にもライブ予定があるらしい。九州の皆さんは是非どうぞ。
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