箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

沖縄の気候は変わったのか

2010-07-30 12:19:00 | 箆柄日記
かれこれ2005年の夏以降、那覇を直撃した非道い台風は来ていないような気がする。宮古・石垣が直撃を受けても、本島はそれてしまうかかする程度。私の中では、2002年の台風16号がMAXで、それ以来、台風による恐舞フ験度は更新されていない。


時々、地上波を除いてケーブルテレビが受信できなくなるほどの豪雨が。

ことしも全然台風は来ないのだが、更に様子がおかしい。梅雨が終わっても頻繁に激しい雨が降り、空気が湿っぽい。昼でも夜でも、カラッと晴れていても、突然の豪雨が降り出す。豪雨といってもスコールのような感じではなく、台風のように強烈な暴風雨に、雷も付いてくる。

ここ数日はそんな天気がひどくて、おちおち窓を開けて寝ることも出来ない。それで蒸し暑くて死にそうに暑いかというとそうでもなく、今日なんて窓を開けなくても、扇風機程度で仕事に支障ない、明後日から八月だのに。

沖縄の気候は、完全に変わってしまったのだろうか。なんだか恐ろしい感じがする今年の夏です。

追記:
書いたあとで自分のブログを検索したら、2007年台風4号マンニィが直撃していて、威力自体は2002年の台風16号より強かった印象が書かれてました。忘れてた。けどまあそれくらいなもんです、ここ何年かは。

壺屋の大きな二階建ての瓦家が消滅。

2010-07-29 01:53:00 | 箆柄日記
壺屋児童館の近くにあった、大きな二階建ての瓦家が取り壊されていた。まじる商店のにしんだまじるさんがずっと借りていたんだけど、道路の拡張工事で立ち退きの為、最近明け渡したのだとか。


まじるさんの話では、木造の二階建て瓦家としては残っている物の中で最大級の建物だったらしい。たしかに、普通の瓦家ではなく、長細い長屋みたいな建物だった。路面店として繁昌していたのだろう、神里原繁栄の痕跡がまた失われた。多分、戦後沖縄の貴重な建築物だったはず。

久茂地のPLUS FOODの隣りに、こじんまりとした木造住宅があり、あれも戦後沖縄の住宅建築様式の資料として、とても貴重な建物だったらしい。近現代の資料ってこうやって価値に気がつかないうちに失われていくんだなぁ。

昨日、沖縄公文書館に行って、保管庫まで見学させてもらいながら、資料の保存についてじっくりとお話を伺ったけど、今は無価値でも、何十年か経つとどんな物にも別の価値が生まれてくるということがよくわかった。そのために、何を残し、何を捨てるのかをずっと悩みながら続ける苦労はそうとうなことだと知った。

だれも日常的な行政資料のなにを保存するか廃棄するかとか、亡くなられた郷土の著名人の持ち物や蔵書を整理して捨てる作業の、絶対に正しいあり方なんてわからない。だけど誰かが今やらないと貴重な歴史的資料が失われてしまう。

ここにも「でもやるんだよ」の精神が息づいているような気がした。箆柄暦も「でもやるんだよ」と思ってやってきたつもり。


パーシャクラブ にんぶちゃ~ライブ2010決定。DVD『海の彼方』発売もね。

2010-07-25 14:21:00 | 箆柄日記
速報、パーシャクラブの念佛者(にんぶちゃ~)ライブ決定。毎年旧盆の頃行われる恒例のライブだが、昨年は行われなかった。今年は無事執り行われることとなった。更にこの日、パーシャクラブDVD『海の彼方』が先行発売される。

今年の旧盆は、8月22日~24日。本場のエイサー道ジュネーを堪能して、パーシャのライブを見て、DVDを買ったら、夜の那覇の街へ繰りだして、沖縄で充実の夏休みをご堪能あれ。

■パーシャクラブ
 DVD『海の彼方』発売記念&にんぶちゃ~ライブ2010
 日時:2010念8月25日(水)開場20:00 開演21:00
 場所:桜坂セントラル (那覇市)
 料金:前売3000円 当日3500円 各1ドリンク別途
 問合:桜坂セントラル TEL:098-861-8505
    チケット予約は[こちら]


■パーシャクラブDVD『海の彼方』
 オフィスパーシャ OPMC-0012 3,800円
 海の彼方/五穀豊穣/ファムレウタ/七月節
 東バンタ/月ぬ美しゃ~固み節/じんじん
 満天の星/夏ぬ世(Instrumental)
 ※特典映像あり

 2010年8月31日発売予定
  県内CDショップ・わしたショップ等の沖縄関連店
  パーシャクラブウェブサイトhttp://www.cosmos.ne.jp/~parsha/

追記:
旧盆翌日帰りで予定組んじゃった人多いんだろうな…。
なんとかもう一日延ばせることをお祈りいたしております。南無~。


ジュンク堂書店前から沖映通りへの地割れ

2010-07-19 16:36:00 | 箆柄日記
ジュンク堂書店那覇店前の歩道から、交差点の真ん中から沖映通りをむつみ橋向けに、地割れのようなひび割れがあることに気がついた。なんだろうこれ?


もしかしてと思って、地図と照らし合わせて見ると、ぴったりガープ川の暗渠と重なった。


今年は那覇も激しい雨が続いたのでそのせいなのか、ちょっと前に大きめの地震があったせいなのか、いずれにしても不気味なひび割れだこと。陥没とかしなければいいけど。

ちなみに、この日この場所を訪れたのは、ジュンク堂書店那覇店で行われた『coyote』沖縄特集号×『FUTENMA360°』発売記念トークイベントを見にいった帰りだった。


『coyote』編集長の新井敏記さん、南方写真師の垂見健吾さん、『FUTENMA360°』主筆の三枝克之さんのトークの後、にしんだまじるさんのお話しと、堀内加奈子さんの三線演奏という内容だった。けっこう熱心なお客さんが集まっていた。



第3回 とぅばらーま糸満大会の予定

2010-07-18 19:56:00 | 箆柄日記
隔年で行われている、とぅばらーま糸満大会が、今年も行われることに決まったとのこと。野外で行われる気持ちの良い大会は、過去2回高い評価を得ている。まだ見たことのない人は、県外からも足を運んではいかがだろう。


■第3回 とぅばらーま糸満大会
 日時:2010年10月23日(土)18:30
 会場:糸満観光農園野外ステージ
 料金:無料
 問合:エーマ糸満会(外間)090-9576-2898
    ※後援、協賛、寄付等の支援大歓迎

この大会は、本島南部のやいまんちゅの集まりを中心に、手弁当で行われており、大勢の観客が集まるにもかかわらず、毎回資金不足、人手不足に悩んでいるそうだ。比屋根孝子先生の話によると、今年も資金醸成の為にゴルフ大会とかしているそうだが、こういうイベントこそ観光資源として行政がサメ[トしても良いのではないだろうか。

県外からの誘客に結びつければ、すり鉢状の唄会会場の上段に広がっている芝生の広場も一杯になるくらい集客できるはず。