箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

往く寿還る寿カウントダウンライブ

2008-12-31 19:02:56 | 箆柄日記

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新良幸人withサンデー@リウボウホール

2008-12-30 12:33:24 | 箆柄日記
年末恒例、新良幸人withサンデーのリウボウホールでのライブへ行く。会場へ着くと、今日も入り口に30人くらいの列が出来ていた。昨日に比べたらすくないけれど、まあまあ並んでいるなと思って客席を見たらすでにほとんど埋まっている。外に並んでいたのは、当日券での入場を待つ列だった。


ついに「当日券のお客様は立ち見になる可能性があります」とリウボウの担当から告げられると、立ち見は辛いという人が何人か帰っていった(もったいない)。結局会場の空き席を丁寧に埋めて、臨時の席も増やして、なんとか当日の人もみな座れることが出来た。

ライブが始まって、一番後ろで立ってみていると、まだャcリャcリとお客さんが入ってくる。主に関係者とかだったので、PA席の後ろや、階段のすきまとかに立ってもらった。本当にぎっしり。最後は自分の立っていた場所もなくなって、PA機材の後ろから見る。

リウボウホールでのライブは一年ぶり(つまり去年の年末ライブ以来)。ここの客層はちょっと独特な感じがある。なんというかちょっと民度が高いというか、通な感じがして、みんなで良い音楽を楽しみたいという感じがある。だからなのか、ぎゅうぎゅうでもむしろ満席なのがお客さんとしても嬉しいくらいな感じ。

今夜も内地からのお客さんや、昨日と連ちゃんのお客さんもいた。ゲストで下地勇さんも出演したので、SAKISHIMA meetingの三曲ほかも聞くことが出来た。良いライブだった。

さて、いよいよ明日は大晦日、大典寺で逢いましょう。

追記:
MCで、「民謡紅白(島唄の祭典?)のオファーが来たけれど、収録日に内地のライブが決まっていたので出演できなかった」と言っていた。さもありなん。今年は宮良長包賞も受賞していたし、SAKISHIMA meeting
でも話題になっていたのに、オファーが遅すぎて県外に持って行かれてしまったというわけだ。県内のエンタメ関係者は、もっと早めの仕鰍ッをしないと、これからこういうことがもっとたくさん起きるはず。

幸人さんはよく、県外ライブを「外貨獲得」と言う。もちろんそれはあると思います。だが、個人が外に行って演奏する以上に、沖縄へ幸人さんを見に来るお客さんを増やした方が、もっと外貨獲得になるわけで、「沖縄の券\文化を活用した観光振興」というのは、そういうことだと思う。

県内の人気イベントは、那覇まつり、那覇ハーリー、全島エイサー、オリオンビアフェスタ、それをとっても取りかかりが遅すぎる。ブッキングが遅くて大物は全部県外でライブが決まっていたでは、観光立県としておおきな損失だと思う。

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パーシャクラブのライブで感じたこと

2008-12-29 16:12:28 | 箆柄日記
パーシャクラブの恒例年末ライブへ行く。ところが会場についてびっくり。桜坂ロータリーからてんぶす那覇のあたりまで長い行列が続いている。パーシャクラブのライブを桜坂セントラルでやるようになって随分になるが、ここまでの列ははじめて見た。


箆柄暦『一月の沖縄』を入り口で配布していたのだが、感触から何となく県外からの人がいつも以上に多いと感じる。いつものパーシャのライブでも、3割近く県外からの客がいるように感じていたが、今夜はそれ以上だと思う。

いつまでたっても列が減らない。案の定、前の方の椅子席はすぐに一杯。うしろは立ち見でぎっしり。時間ギリギリに来た人が「あれあれ、立ち見になっているね」と漏らす。明らかにウチナーンチュ。関係者もPAブースくらいしか場所がない状態。

ライブの途中でリーダーの上地さんが「内地から来たひと~?」ときくと、特に前の方で一斉に手が挙がっていた。後ろの方も結構上がっていた。今日の客数はおよそ200人。3割としても60人、いやもっと手が挙がっていたかも知れない。

自分なりに分析してみると、やはり不況で手軽でなじみのある場所へ旅行しようという人が増えたのではないだろうか。そんな時、「どこへ行こう、沖縄にしとこうかな、おっパーシャクラブのライブがあるじゃない。じゃ今年は沖縄にしよう」となったのではないかと思う。

県内の人にはこんな分析はピンとこないかも知れないが、10月の渋谷duoでのパーシャクラブのライブは、6000円のチケットで350人満席。この観客は間違いなく沖縄に関心があり、全員機会があれば沖縄へ行きたいと思っている客層だ。

小ホールクラスのライブハウスより、全然近くで見られて、チケット代も安い。しかも本場の沖縄で見る雰囲気も楽しいはず。となれば沖縄行きを決めるだろうというのは、我々には全然不自然な想像ではない。

しかしそうした層がこれほどまでに増えているのかと思うと、さすがに驚きだ。これまでに比べての急増を考えると、やはり変数は金融恐慌による不況のせいなのだろうと思う。

音楽や券\は観光立県の間違いなく重要な柱である。しかし、それは金をかけた音楽イベントで振興できるものではない。力を入れるべきは、沖縄にはどんな魚がいて、どんな味がして、どんな調理方法が適しているのかを、ちゃんと伝えること。

つまりは、我々がずっと取り組んできた、沖縄イベント関連情報の収集・整理・配信の、組織的で、迅速で、継続可能な仕組みの確立だと、一種の確信を感じたライブだった。


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柄祭

2008-12-29 14:33:22 | 箆柄日記

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「沖縄に関心グルメ1位 首都圏でアンケート」という記事

2008-12-29 10:02:38 | 箆柄日記
琉球新報2008年12月28日の朝刊に、「沖縄に関心グルメ1位 首都圏でアンケート」という記事が掲載された。「琉球新報社が9月に首都圏を中心に配布した観光PR特集「南へ! 沖縄―大人の休日」のアンケート結果が27日までにまとまった。」という分析記事だ。

記事の中では、複数回答によるアンケートで、「グルメ・食」「離島」「海・マリンレジャー」に関心が高く、「リゾートウエディング」「まつり・イベント」「伝統券\」の関心が低かったとされているが、ちょっと待ってもらいたい。


まず、「沖縄音楽」に10%近い回答があったことに注目していただきたい。マリンレジャーだのゴルフだのに比べれば、カネにならないといわれ続けてきたけれど、こんなに関心を持つ人がいるじゃないか。

しかも、「沖縄音楽」「まつり・イベント」「伝統券\」を合計すると、沖縄のエンターテインメントに興味を持つ人は18.3%となる。これは軽んじても良い低い数字だろうか。

「沖縄音楽」「まつり・イベント」「伝統券\」は、沖縄以外の観光地では体験できないものだ。この層は、不況だろうと、円高だろうと、沖縄に来なければ満足できない、上得意様であり、ここを増やさずしてどうする。

「まつり・イベント」は4.1%しか関心がないといわれるかも知れないが、那覇まつりにしても全島エイサーにしても、まともな通年の公式ページも無く、プログラムが発表されるのは半月前が良いところ。こんなことで、関心が高まるはずもない。

どの土地に行っても人間は必ず食事をするのだから、その土地の「グルメ・食」に関心があると答えるのは当たり前。しかしそれは、本当にメインの目的だったり、旅行先を決定する決定的な要因になりうるのだろうか? そこまで掘り下げた分析をして欲しかった。



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