Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

NHK杯・2日目

2010-10-24 11:24:16 | フィギュアスケート

女子シングルFS

ISUの公式サイトでプロトコルが発表されるまで
(=フリーが終わるまで)待っていたのに、
実はNHKの公式サイトでいち早くプロトコルまで出てました。
動画に合わせてとてもわかりやすく、
しかも日本語で出ているのでとても親切なつくりになってます。
詳しい採点結果を知りたい方、
もう一度動画で確認したい方はコチラからどうぞ。

真央ちゃん、やっぱりジャンプが決まりませんでしたね
でもまあジャンプがほぼ全滅ながらも
SPから順位を落とさずに8位だったので若干安心しました。
(でも演技後のインタビューがあまりにも痛々しくてかわいそうでしたが
ジャンプ以外はよくできていたのではないかと思いましたが、
プロトコルをチェックしてみると、スピンは1つもレベル4を取れてないので、
ジャンプ以外もまだまだ改善の余地がある様子。
ジャッジの判定については、
ケチつけようと思ったらいくらでもつけられますが、
最近採点に疑問を持つようになって、素直に演技を楽しめなくなったので、
自分の印象だけで勝手に評価して満足することにしました。
ということで、真央ちゃんの一番の見どころだと思っている
華麗なステップと、美しいスパイラルについては、
それぞれ数字の上でもちゃんと
コストナー選手にとザン(NHK表記)選手に次ぐ高評価を得ていて、
真央ちゃんの素質の高さを再認識しました。
これでジャンプの修正が完了したら鬼に金棒、
誰にもケチのつけられない完璧な演技で
ソチ五輪で輝いてくれると思います

因みにSP、FSともに「Time Violation」で減点1をくらってますが、
これって時間オーバーしたということでしょうか?
それなら演技やる前からわかりそうなものなのに。。。
こういうもったいない減点がないように、
次のGP最終戦エリック・ボンパール杯ではちゃんと調整してもらわないと。
(勘ぐれば点を減らせるところで減らしておけ、
と解釈しようと思えば出来そうですが、他にもTime Violationで
減点になっている選手がいるので狙い撃ちとは言い切れないですね。)

ジャンプの修正といえば、判定が厳しくなった
ルッツ/フリップのエラー修正の話をよく聞きますが、
それでも1~2年かかるという話があったし、
真央ちゃんはそれ以外も基礎から見直しているようなので、
もっと時間がかかってもおかしくないですね。
このままだと来年の東京開催の世界選手権にも
間に合わない可能性がありますが、
彼女の目標はあくまでもソチなので、
満足するまでとことん追求していってほしいと思います。
信夫コーチの殿堂入りに花を添えられないのは残念ですが、
そこは兄弟子の小塚選手に頑張ってもらいましょう!

さて、その他の選手の結果としては
ほぼ大きな順位の変動もなく(FSだけ見れば結構波乱でしたが)、
順当な結果に終わったようですね。
村上選手は突き抜けて初優勝もあり得るかと思ったら、
彼女もやっぱり人の子でしたか(笑)
今回は3回転+3回転のコンビネーションがかなり大きな武器になりましたが、
シーズン終盤ではトップ選手も皆決めてくると思うので、
SPのようにミスなくのびのびと滑れれば
ファイナル出場も果たせそうですね。
彼女の笑顔とハツラツとしたスケーティングは
見ていて元気をもらえるので、このまま突っ走ってほしいです。

そして個人的にお気に入りのフラット選手。
昨日の髪型のセットはちょっと若さ復活で安心しました(笑)
私はフォッシーの振り付けが結構好きなので、
昨シーズンSPのシング・シング・シングとか、
曲も振り付けももろフォッシー流の世界観はもちろん、
今回のSPのジャズナンバーでも随所に散りばめられていた
フォッシー的テイストが大好きです。
FSの10番街の殺人は、確かアダム・クーパー主演のミュージカル
On Your Toesで見たことがありますが、
彼女はジャズとかミュージカルが好きなのでしょうか。
今後も注目していきたいと思います。

男子シングルSP

NHKのサイトで動画&プロトコルを確認できます。

病院にいたのであまりちゃんと見れませんでしたが、
どうやらSPから4回転を決めてきたのは無良選手だけの様子。
その他のジャンプで調子を崩して9位発進となってしまいましたが、
4回転に挑戦する心意気は天晴れです
しかもGOEも+1.14でかなり質も良かった様子。
FSでは失うものはないと思うのでもう一度花を咲かせてほしいです。

高橋選手は演技構成点でかなり優遇された感がありますが、
これでFSで心おきなく4回転に挑めますね。
ジャパンオープンでは4回転は成功したけど、
その他で失敗していたので、
とりあえず全てのジャンプを成功させて
王者の貫録を見せていただきたいです。

アボット選手は調子がよさそうでしたが、
スピンが1つノーカウントで0点になったのが悔やまれますね。

今回意外にも目を引いたのは、
3位につけたカナダのショーン・ソーヤー選手。
今まで何度か名前を聞いた記憶はありますが、あんな伏兵がいたとは。
なんですか、あの柔軟性は
しゃがんで背中を後ろに反らせた「クリムキン・イーグル」とか、
180度垂直に足をあげてたりとか、
若き日のプルシェンコや今も若い羽生選手も
ビックリな感じの柔軟性を持った25歳。
これで彼が4回転ジャンパーだったら言うことなしですが
(私は4回転ジャンプが大好物なので。あの回転速度がたまらない!)
4回転もってなかったとしても十分楽しませてくれるので
(因みに彼が4回転跳べるかどうかは知りません。)
今後のお気に入り選手として登録したいと思います。
お顔も結構整っててきれいだし(笑)

オリンピックでジャッジに不信感を抱いて以来、
今までのように純粋に楽しめなくなってしましましたが、
採点は気にしないで演技だけを楽しんで見るように
心がけたいと思います
あれは違う、ここはこうだ、なんてケチつけながら見ても楽しくないですからね。
まあお気に入りの選手が不当な評価を受けても楽しくないですが(笑)

現在のように、つなぎやステップ、スピンなど
全ての要素で高難度の技を入れつつ、
さらにヤグ・プル時代のように4回転もポンポン跳んで、
「人類はここまで進化したか
と思えるような時代が早く訪れてほしいと思います。
それを達成できるポテンシャルを一番秘めているのは
高橋選手だと思うので、
現在の恵まれた評価を利用して、
今の演技構成でFSで4回転2回入れて
早くそんな時代を到来させてください
来年の世界選手権、期待してます
(その前に今日のFSももちろん期待してます


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