Plaza de Montes~報告書~

愛犬そぼろ&おかかの成長日記と、お取り寄せ&テイクアウト中心のグルメレポートがメインのブログです。

2007年パリ旅行記:3日目(後編)

2010-09-01 08:48:29 | パリ旅行記

2007年4月1日:旅行3日目・後半

※前編はコチラ


地下鉄の駅を出ると、目の前がオペラ座(Opera Garnier)です。
こちらも手前を改装工事中。因みにオペラ界隈は
一番スリ被害が多い地区とのことで注意が必要。


ちょうど数日前まで市川団十郎・海老蔵親子による
歌舞伎公演が行われていたため、
エントランスを入ってすぐ左右に
歌舞伎のポスターが飾られていました。


この辺は、入場料=8ユーロなしで見学できます。


劇場に続く正面の階段。
映画「オペラ座の怪人」でマスカレードのダンスが披露された場所。


吹き抜けになっていてまさに豪華絢爛


色んな王宮を見てきましたが、ここはまた少し違った重厚な雰囲気。
(まあここは王宮ではないですが


いよいよボックス席内部に潜入。
もしかしたらここがオペラ座の怪人の指定席だったのかも・・・?


ボックス席の内部には、身だしなみチェック用か
大きな鏡が備え付けられていました。


コチラが舞台。
緞帳はカーテンではなく、板に描かれたイラストになっていました。
舞台の上ではなにやら物音がしていたので、
次の公演のためにセッティングが行われていたのかも。


コチラが客席。想像していたよりは若干小さめですが、
見渡す限り赤と金色の極彩色で目もくらむばかりの豪華さ


そしてこれが今回一番楽しみにしていたシャガールの天井画
あまりの美しさに言葉を失ってしまいました。。。


オペラ座にもヴェルサイユやルーヴルにあった様な広間があります。
ここには設計者ガルニエの胸像もありました。


図書館に続く道。
NEWS 23で筑紫と団十郎の会談が行われたのがこの辺でした。


館内の図書館の中。すごく静か。


今月の公演スケジュール。


オペラ座を出て、近くのカフェの前を歩くと、
水溜りにはまった犬の足跡がかわいく付いていました


カプシーヌ大通り(Bd. des Capucines)を西に進んでマドレーヌ寺院へ。
中では祈りを捧げる人々が。


ロワイヤル通りを南下してラデュレでティータイム。
ミニマカロン4種+キャラメルアイスクリーム(8.60ユーロ)と
ミックスジュース(8.00ユーロ)を注文。
ぷは~生き返るっ


コンコルド広場を経てシャンゼリゼへ。右手の公園は春真っ盛り。
色とりどりの花が咲き乱れ、市民が思い思いに憩っていました。


かわいいピンク色のチューリップ。


黄色いスミレに似た花。


桜も満開。


ここもシャンゼリゼ。


丸々太った鳩がいました。


シャンゼリゼで知り合いになったミニーさん(笑)。
パリジェンヌらしいベレー帽がおしゃれですね


ホテルに戻っておめかしをしてから、シャンゼリゼの左手
ジョルジュ・サンク(ヴィトンの向かい)にある
高級レストランフーケ(Fouquet's)でディナー


食前酒にはシャンパンが出されましたが、
ワインが飲めないことを伝えると
代わりにミックスジュースが出されました。
苺ベースですっきりとした甘さ


高級店の証エシレバター
焼き立てのパンにつけて食べると至福の時が訪れます


私が注文した前菜のホワイトアスパラガス。
オレンジ風味のあわ立てたソースと、ピンクグレープフルーツ、
薄くスライスしたグリーンアスパラガス、小さな柑橘類
(レモンに近い酸っぱさだけどオレンジ系)が載って、
バルサミコ風味のソースもかかっています。めっちゃ美味


友人が注文したエスカルゴ。
専用の殻つかみ器と小さなフォークが出てきます。
右手で器具の取っ手を引いて開いてエスカルゴの殻を挟み、
左手で小さなフォークを使って中身をクルリと取り出して食べます。
ここのエスカルゴは現地ガイドさんオススメのお味


私が注文したギャルソンおすすめのメインのラムステーキ。
マスタードが塗られていて、肉厚でぎっしりなラムは、
臭みもなく、肉の旨みがよく出ていました。
下にはナス、ニンジン、ズッキーニ、ダイコン(カブ?)の
スティックが並んでいます。ボリューム満点


友人が注文したホタテ料理。
あわ立てたソースの中に、新鮮でプリっとした帆立貝と
ヌードル(確かソバだったような・・・)が入っていました。
あっさりとした味わいで健康的なお味。


店内は落ち着いた雰囲気。
まだ時間が早いので(19時に予約を入れました。)お客は少ないです。


デザートはワゴンからお好きなものをいくつでも。
でももう満腹でケーキ1個も入らないくらいの状態


パリブレストとかオペラとかパリらしいものを頼めばいいのに
結局一番さっぱりしていそうという理由で選んだのは、
珍しくも何ともない苺タルト。ピンボケは御愛嬌


友人は果敢にもイスパハンと、


チョコレートクリーム(食感としてはぬるいアイスクリーム)の2品を注文。
・・・その後グルメ経験値が上がったので判明しましたが
どうやらこれはパルフェだった模様。


食後はお決まりのカプチーノを注文


プティフールもついてきましたがお手上げでした

今回はJTBのガイドさんに予約をしてもらい、
「グルメクーポン(130ユーロ)」というものを利用したので
お会計をせずに(先に渡してあったので)そのまま店を出ます。

服装から、メトロで帰るのは少々危険なので、
目の前にタクシー乗り場から停車中のタクシーに乗り込みます。
ホテルはすぐ近くなのでかなり安いですが、
メーターに表示されている価格よりも高い最低料金(5.6ユーロ)と
おつりの0.4ユーロをチップとして合計6.0ユーロを
支払ってタクシーを降り、ホテルの部屋に戻りました。


もうすぐ満月の明るい月と、
キラキラライトアップ中のエッフェル塔を見ながら
おやすみなさ~い

4日目(前編)に続く



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