Plaza de Montes~報告書~

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スペイン旅行記:グラナダ編

2008-12-04 08:48:44 | スペイン旅行記

コルドバから長距離バスで2時間ちょっとでGranada(グラナダ)に到着

市内に向かう3番線のバスが既に来ていたので慌てて飛び乗りました。
が、どこで下りていいのか分からず、地図を見ながらオロオロしていたら、
前に座っていた日本人(関西人)の男性が今どこかと聞いてきました。
分からないと答えると、「じゃあ下ります」と男性はその場で下りてしまいました。
私達はしぶとくバスに乗ったままでしたが、車窓からの景色を元に現在地を割り出し、
既に目的地を通り過ぎたことに気付いて慌てて下りました。

 


グラナダでは、一番の観光名所Alhambra(アランブラ)行きの
バス停の目の前にあるMACIAという2つ星ホテルに泊まりました

 


お部屋のバルコニーからアランブラが良く見えます。
夜はライトアップされていてとてもキレイでした

 


内装はコルドバのホテルの方が可愛らしかったですが、
設備はこちらの方が上で、冷暖房完備で、
タオルも大小2つずつついていたし、空いていて最上階の4階の部屋で、
通りに面して3つしかバルコニーがないうち2つもバルコニーがついた部屋を
用意してもらえて大満足でした
しかも「地球の歩き方」に10%割引クーポンがついていたのでお得でした

お部屋で少し休んでから観光に出かけます。
まず向かったのはCapilla(王室礼拝堂)。
独特な雰囲気ですが、本物の棺があったりして、観光向けではない感じ

続いて向かったのはCatedral(カテドラル)。
こちらはステンドグラスや彫刻などがあって見応えたっぷりです。
一通り堪能して外に出ようとしたら、
入口からビデオ&カメラマンに続いて男の子と女の子が入ってきました。
何事かと思ったら聞き覚えのある音楽が流れ出します。

 


なんと結婚式が始まってしまいました
生まれて初めてナマで見る結婚式に大興奮して
美しい花嫁さんの写真を撮影しましたが、
こんな観光客が沢山いるところで結婚式を挙げるとはビックリでした

 


その後、街中をぶらつきましたがまだ時間が余っていたので、
明日観光予定のアランブラに下見をしにいくことに。
明日はホテル前からバスで行く予定ですが、この日はのんびり徒歩で向かいます。

 


アランブラの北に位置するアルバイシン地区
Granada最古のアラブ人街ですが、観光客にとっては最も危険な地域。
命がけで入っていくよりも、このように遠目から眺める方がよさそうです

 


駐車場から。
奥に見えるのは雪をかぶったシエラ・ネバダ。スキーのメッカです。

ホテルに戻る途中で先ほどバスで一緒だった関西人に再会しました。
これからアランブラの夜間見学に行くとのことでした。
私達はお楽しみを明日にとっておいてホテルに戻ります。
少し休憩してから近くのレストランLEONへ。
店頭のメニューはコース料理で結構いいお値段でしたが、
よく調べてみるとお手頃な定食メニューがあったので迷わず入りました。
テーブルについて改めてメニューを見ると日本語メニューもあって大助かり。
食前にジュースを頼んだ後、スープ+ポークカツ+デザートのリンゴの
定食メニューを食べるととても美味しかったので、
もう一品気になっていた「自家製プリン」を追加注文。
これがプリンではなく名物のNatilla(クレマ・カタラナ。クレームブリュレ)で、
とても冷えていて上にマリービスケットが載っていて美味でした
これだけ食べて、チップを含めて一人約1,340ptsは安かったです。


翌日、ホテルをチェックアウトしてフロントに荷物を預け、
アランブラ行きのバス停へ。運転手さんに尋ねるとあと5分で出発とのことで、
慌てて近くのカフェで朝食用のパンを買ってバスに乗り込みました。
10分後の8:00にチケット売り場前に到着。
実は日曜なので入館料は無料なのですが、
入園には整理券を兼ねたチケットが必要でした。
ツアーガイドを含むチケット購入者が多くいましたが、8:30に無事チケットを確保し、
9:00の開園まで近くで時間をつぶしました。

 


それがこちらの隠れスポット
駐車場の向かいの小さな階段を上って行くのですが、
標識などは何もなく、地元の人々の犬の散歩コースになっているところ
(なので、犬の落し物が多いです。足元注意)で、
写真のようにグラナダの町を一望できます

 


9:00になっていよいよ内部の見学を始めます。
まずは天人花のパティオ
手元の資料(昭文社「個人旅行」)によると、
「このパティオは左右37m、奥行23mで、中央に長方形の池があり、
その両側には芳香を放つ天人花(アラヤネス)の生け垣がある」パティオ。

 


続いては一番有名なライオンのパティオ
ライオンというにはかなりショボイですが・・・
反対側からのアングルが一番有名なのですが、

 


このとおり清掃中でバケツや係員が写りこんでしまいました

 


これは短大のスペイン語の教科書にイラストで載っていたパティオ。

 


アルカサバ(最初の王宮の遺跡)のベラの塔から眺めるグラナダ市街。
  中央が前日に結婚式に遭遇したカテドラルです。

見学中に、観光客っぽくない雰囲気でなんとなく気になっていた
スペイン人のおじさん2人組に話しかけられました。
スペイン語はできるか?と聞かれ、Un poquito(ちょっとだけ)と答えたら
「この人はここのdirector(館長)なんだよ」と教えてくれました。
そんなエライひとに出会えるとはビックリでした。

庭園のヘネラリフェなど見所をじっくり鑑賞してから徒歩でホテルに戻り、
荷物をピックアップして駅に行くためのバス停に向かいました。
バス停でまたもや例の関西人に遭遇。
昨日の夜間見学はどうだったかと尋ねると、見学できるところが限られていて
ものの5分もしないうちに出てきたとのこと。
それは勿体無いから、今日は無料だしもう一回行ったらどうかと勧めたら
無料だったことを知らなかったようで「ホンマに」と何度も確認されて、
「やっぱりもう一回行ってきます」と風のように去っていきました(笑)

グラナダの駅に無事着いたら昨日と逆のルートで
長距離バスでコルドバに向かい、コルドバからAVEでマドリッドに帰りました。



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