神は 吾々(われわれ)に
生命を 与え給(たま)うた。
智慧(ちえ)を 与え給うた。
愛を 与え給うた。
与えられたものは、ただ受けるだけでは いけないのである。
必ず与え返さなければならない。
与え返した時
それが多くの実を結んで
更に返って来るのである。
与えるということは
「 表現する 」 ということである。
与えられた生命を 表現すれば
「 働き 」 となるのである。
与えられた智慧を 表現すれば、
人のためになる善き考えとなるのである。
与えられた愛を 表現すれば、
愛行となるのである。
愛行を実践する時、多くの実を結ぶのである。
『 生長の家 』 昭和二十五年二月号 十七日の法語 谷 口 雅 春 先 生