「 光のある中(うち)に 光の中(なか)を歩め 」 と聖書には 書かれている。
神は光である。
光を拒絶する時
暗が現われて来るのである。
何か不完全が自分の周囲に現われて来た時には、
何か自分の心の中に、光を拒絶し、神にそむくような
何ものかがあったのだとして反省せよ。
神に はなれて生活した時に 一ばん害を受けるのは 自分自身なのである。
人を憎んで生活した時、一番害を受けるのは 自分自身である。
病める人は かくれたる憎みが自分の中に燻(くすぶ)っていることを省みて
相手を赦し 相手に感謝しなければならない。
『 生長の家 』 昭和二十五年二月号 二十一日の法語 谷 口 雅 春 先 生