吾々は 神を愛することによって
神の恵みを拡大することができるのである。
一本の草花でも愛することによって
一そう大きな花を咲かせることができるのである。
赦すものは 神の愛を拡大する。
赦さないものは相手を執着の念で縛るだけではなく、
自分自身の生命をも縛るのである。
自分自身の生命を縛る事によって
多くの病気が現われているのである。
人を赦さないものは、結局 神を信じないものなのである。
何故なら神の造り給うた此(こ)の世界に、
彼は悪が存在するということを信じているからである。
『 生長の家 』 昭和二十五年二月号 二十四日の法語 谷 口 雅 春 先 生