『 日韓共鳴二千年史 これを読めば韓国も日本も好きになる 』 名越二荒之助 編著
平成14年5月31日 初版第一刷 明成社 716頁
本書は編著(【 索引 】付き )であり、勝岡寛次氏、江崎道朗氏、打越和子氏 等、
16名の執筆協力者の氏名が 記されている。
韓国といえば、“ 詐欺罪の件数が犯罪のトップ で、嘘つき ” のイメージがあるのだが、
しっかりと取材をしているという、印象を受けた。
< 本書は、日韓双方に対して深い理解を持ちながら、自国の立場を忘れないことを
主眼にしている。 > という。
本書では、<「 日韓共鳴史 」 を構築するために > < 日韓両国民への八つの提言 >を
おこなっている。
一、 韓国歴代大統領の本音に学ぼう
過去について韓国自身の責任を問う歴代大統領
二、 相手国の戦歿者に敬意を払おう
韓国の国立墓地での 「 日の丸 」 論争を通して
三、 台湾統治や南洋統治と比較して考えよう
日本に統治されたからといって 「 反日 」 になるとは限らない
四、 国際的視野から 「 慰安婦 」 問題を考えよう
誰も語らない 「 戦場慰安婦 」 の役割と追悼
五、 国際的視野から 「 戦争責任 」 を考えよう
ベトナム戦争と朝鮮動乱の教訓
六、 両国の懸案 「 竹島 」 問題を深く知ろう
日本の教科書に 「 竹島 」 を載せるべきである
七、 日韓 「 提携 」 の歴史にもっと注目しよう
検証・日韓国交回復交渉
八、 慰霊を通じて恩讐を超えていこう
敵の戦歿者を慰霊した昭和の日本人
内容が多岐に渡っており、個人的には、騎士道精神について、多くの事を
学ばさせていただいたように思います。
本のカバーの内袖には、【 第14回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞 受賞 】と記されており、
受賞理由が5点 掲げられている。
< 本書は、平成9年に国際企画より刊行された『 日韓2000年の真実 』 を改題、
一部訂正加筆の上、復刊したものです。>
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