ガザ住民に対するイスラエルの圧力の拡大
http://japanese.irib.ir/news/item/52412
モハンマディ解説員
封鎖下にあるパレスチナのガザで、電力や燃料の不足により、昨年夏のシオニスト政権イスラエルの攻撃で住む家を失ったガザの住民数万人が、深刻な問題に直面しています。
プレスTVは、ガザ特派員の報告として、「イスラエルのガザ攻撃からおよそ6ヶ月が経過するが、ガザの住民数万人が今もテント生活を強いられており、この寒い季節に、電力や燃料、医薬品の不足に直面している」と伝えました。
この報告によれば、ガザの唯一の発電所の燃料が不足し、昨年夏のイスラエルによる攻撃でエネルギー移送パイプラインが破壊されたため、ガザの各地は毎日平均18時間は停電しています。
ガザの電力会社によれば、この地区の停電は、人々の生活、特に医療、水道、衛生といった部門にマイナスの影響を及ぼしており、人々の生活を危険に晒しているということです。
パレスチナの住宅大臣は、「シオニスト政権が、ガザ住民への圧力を拡大する目的で、数日前、ダムの水量増加を口実にガザ北部のダム湖を開放したため、洪水が発生し、新たに数百人のガザ住民が住む家を失った」と述べました。ガザ救援部隊の報道官も、シオニスト政権によるガザのダム湖の開放は意図的なものだとし、「救援部隊はこれまでに、洪水によって家が被害を受けた数百人の人々を安全な場所に避難させた」としました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治副部長は、エジプト北部との境にあるガザ南部のラファの町を視察した後、ガザの住民に対するシオニストの非人道的な行動を非難し、「エジプト政府は、ラファ検問所を恒常的に解放することで、パレスチナ人の問題の大部分を解決することができる」と語りました。ハニヤ副部長は、シオニストの犯罪に対する国際社会の沈黙を批判し、「これら全ての圧力にも拘わらず、パレスチナの人々はこの政権の理不尽な要求に屈することはない」と語りました。
UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関は定例報告の中で、「今年に入ってからの3ヶ月間に、UNRWAは、イスラエル軍の攻撃による廃墟の復興のため、数億ドルの資金を必要としており、それが確保できなければ、責任を果たすことはできない」としました。
昨年夏の50日間に渡るシオニスト政権のガザ攻撃で、数千人のパレスチナ人が殉教または負傷し、数千世帯の住宅、140以上の学校、350の産業施設が破壊されました。
ガザ地区は、住民がパレスチナ選挙でパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスを支持すると表明したため、8年前から封鎖が強化されています。
私見……
何故 シオニスト政権は
執拗なまでに ガザ地区を攻撃し ガザ地区に拘り
続けるのでしょうか?
シオニスト政権の残忍さを
糾弾することすら
出来ない日本政府の
情けなさ…
残忍さは 同じだと
いうことでしょうか?
自国民のことすら
幸せに出来ない政権に
他国民を幸せにすること
など 到底 不可能なことだと言えるでしょう…
今後のガザ地区住民の
生活が 懸念されることは言うまでもありません…