孫の手

先日、仕事場にある孫の手がリビングに転がっていた。
竹製で握り手にゴルフボールを模した丸いゴムが付いているやつだ。
だれかが仕事場から運び込んだに違いない。
あるいは、私が背中をかきかきリビニグに運んだのかもしれない。
その後、今度は便所の手洗の上で孫の手を発見。
これは私が仕事場に孫の手を返えそうと便所経由で輸送中に
置き忘れた可能性が高い。
数日後の昨夜、仕事場で孫の手をイタズラで使用した。
仕事場にやってきたオカンを、孫の手の先ででツンツンと突いたのだ。
そしてついさっきのこと、便所に入ったらまた孫の手を発見。
これゃ～おかしい。
昨夜から孫の手を持ち運んだ記憶はない。
断じてない。
仕事場に戻る。
案の定、孫の手はあった。
なんのことはない、
我が家には同じ孫の手がふたつ存在していたのだ。