時、うつろいやすく

日常のたわいもない話…
だったのが、最近は写真一色になりつつある。

ひたすら眠い

2008-02-07 17:04:42 | 仕事
O建設会社の社長がやってきた。
誓約書を一筆書いてくれというのだ。
『当社で行っていない工事については一切責任を負いません』
という簡単な文面であった。
事はすぐ済むので社長は私の横に立ったまま待っていた。
たったの一行だもんね。
私はペンを取り、その一行を書こうとした。
だが、ペンが進まない。
突然眠くなって、書こうにも目が閉じてしまって頭もフラフラになってしまった。
なにしろ眠くて眠くて手が動かないのだ。
横には社長がじっと立っている。
待たせて気の毒なのは自覚しているが、どうにもこうにも字が書けない。
机に顔を伏せて這うようにして手を動かすが字にならない。
たったこれだけのことができない自分が情けなかった。
やがて苦闘の甲斐もなく意識は遠のいていった。
気づくとフトンの中にいた。
またしてもくだらない夢を見てしまった。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不法侵入

2008-02-07 16:38:42 | 
どういう経緯か私は人様の家に侵入していた。
これまたどういう経緯かオカンも一緒だった。
しかし我々は物盗りが目的ではないようだ。
ただ漫然と見ず知らずの人様の家の中を徘徊している。
ソファーに腰掛けて妙にくつろいだりもしていた。
夕方近くになりかけたのでそろそろ逃げ出さなくては、
と思っていたらオカンのやつ人様の家の風呂に入ってやがった。
大バカだ。
六時になろうとしているにいったい何を考えているのだ。
家の人が帰ってくるではないか。
逃げるから早く風呂から出て来いと急かした。
オカンはくつろいだ様子で風呂から上がるとそのまま二階に上がっていった。
素っ裸のままで、のらりくらりと部屋の中をうろついている。
頭に来て「俺一人で逃げるからな」と怒鳴ると、ダメーーーと叫びやがる。
仕方なく待っていたが、一向に着替えが進まない。
シャツを着るだけに何十分も時間をかけている。
時計はもう六時半を回っていた。
あきらかにやばい。
どう考えてもやばい。
こいつを見捨てて逃げるしかないと思った。
と、そのとき、階段からドタドタドタっと足音がした。
ご主人らしき人が物凄い剣幕で部屋に入ってきた。
心臓が破裂しそうになった。
とてつなく怖かった。
ウッとなって、瞬時に言い訳を考えるが筋の通った言い訳が思い浮かばない。
しどろもどろに口を開きかけたとき目が覚めた。
またくだらない夢を見てしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする