葉わさび、タラの芽、山ウド、アザミ、イタドリ、コシアブラの6種。
新顔は葉わさび。
およそ10年ぶりの収獲になる。
葉を少しだけ天ぷらにしてあとは醤油漬けにする予定だ。
GWが来て一気に気温が上がってしまった。
主だった山菜が一斉に終わりを迎える。
おそらく、これが今季最後の山菜採りになるだろう。
葉わさび、タラの芽、山ウド、アザミ、イタドリ、コシアブラの6種。
新顔は葉わさび。
およそ10年ぶりの収獲になる。
葉を少しだけ天ぷらにしてあとは醤油漬けにする予定だ。
GWが来て一気に気温が上がってしまった。
主だった山菜が一斉に終わりを迎える。
おそらく、これが今季最後の山菜採りになるだろう。
『フォーリング・スカイズ』並みに安っぽい。
人の描くエイリアンはいつもこうだ。
野暮ったくて、低俗で、どこまでも人間的なのである。
もっと、理解不能な次元を超越した思考の知性体を創造できんのかね。
★★☆
舗装された大きな林道沿いから小枝のような細い道が登っている。
道幅は1メートルもない。
急こう配で、運転していて普通なら見落としてしまうだろう。
とてもその先があるような道には思えない。
だが、そういうとこほど何かがある。
確かめる価値はある。
少し先で車を止めて小道を登る。
30mほど登って道は途切れる。
予想はしていた。
山菜も見当たらない。
ただ、近くで水音がする。
藪の下をくぐるようにして五、六歩先にある崖の縁に向かう。
中腰のまま崖の下を覗き込む。
6mほど下に渓流がある。
川幅は3mほどある。
水深は浅いが流れはある。
渓流の対岸も崖になっている。
その水際の苔の合間に、もっこりとわさびが生えている。
正確には、わさびのようなものが生えている。
それを確かめるために崖を下る。
傾斜はそこそこあるが、さほど危険性はなく、崖というより土手に近い。
造作もなく下まで降りきる。
渓流の岸に立ち、グラつかない石に目星をつけて川を渡りきる。
腰を落としてわさびの群生をまじかに見る。
わさびにそっくりの葉があることを知っているので入念に観察する。
結論。
そここにわさびたる顕著な特徴があるが、ここは浅い知識には頼るまい。
手っ取り早く、端っこの小さい葉を一枚抜いて茎をかじってみる。
辛い。
わさびの辛さである。
満足げに周りを見渡す。
渓流の下流にも二箇所わさびの群生がある。
渓流の上流では砂防堤の水が滝のように落ちている。
その岸辺にもわさびの群生がある。
そこまでの10m程度の距離を石の上を渡って歩いていく。
滝音が心地よい。
水は飲めるほどに透き通っている。
雨上がりのような澄んだ空気の中で、わさびの緑が艶やかに輝いている。
隔絶された世界。
隠れ沢と滝とわさび。
まるで桃源郷のような世界である。
カメラを忘れたの撮影はできない。
週末にカメラを持ってまたこよう。
そのときに少しばかにわさびの葉を頂くことにする。