バカのフリしやがって。
同じ年のニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツ。
ニコールの不自然なボトックス顔と役柄もあってのジュリアの老け顔。
好対照の二人。
今回は顔的にも演技的にもジュリアの勝ち。
で、映画の方はというと「大どんでん返し」の割にはそれほど無理がない。
結末を持って異様なジュリアの老け顔の意味がわかる。
全体的にも良質なスリラーに仕上がっている。
ただ、主人公レイとクレア(ニコール)の色恋沙汰はいらなかった。
本筋に関係ないところで異人種間の恋愛劇を無理に作り出す必要はない。
とってつけたような主張にかえっていやらしさを感じてしまう。
★★★~★★★☆