始めにダウンを奪ったのはマルケスだった。
3R、マルケスの豪快な右ロングフックがパッキャオの顔面をとらえる。
パッキャオの体が大きく後方に飛ばされる。
ダメージは大きい。
しかし意識はしっかりしている。
そのせいか、その後なぜか慎重なマルケス。
3、4Rと優位に戦いを進めるも、パッキャオに大きなダメージを与えることができない。
ダウンのダメージが徐々に回復しかけた5R、今度はパッキャオが反撃に転じる。
狙い澄ましたカウンターの左ストレートが刺すようにマルケスの顔面に決まる。
見た目以上にダメージのあるマルケス。
流れは一転してパッキャオに傾く。
続く6Rもパッキャオの波状攻撃は続く。
マルケスの体力がみるみる削られていく。
ダウンのダメージとスタミナの消耗に苦しむマルケス。
完全にパッキャオペースとなる。
調子づくパッキャオ。
強引にたたみかけるような攻撃が続く。
6Rゴング間近。
ロープ際までマルケスを追い込み、さらなる猛攻を繰り出そうとするパッキャオ。
そこに一閃、マルケスの逆襲の右フックがさく裂。
激烈なカウンターが火を噴く。
当たった瞬間にパッキャオの意識が飛ぶ。
棒のように前のめりに倒れていく。
カウントを待つまでもなく勝負は決した。
マルケスの劇的逆転KO勝ちとなった。
いゃーーー凄い。
これぞボクシングの醍醐味。
神がかりの一撃だ!
昨日、本記事を見て、駄目もとで動画を検索。
有りました、有りました、1R→6Rまでの全ラウンドのパッキャオvsマルケス戦が!
削除される前に急いで視聴。
なんとも衝撃的な結末、パッキャオは前のめりに倒れたまま動かず・・・
あ、曙太郎みたいな倒れ方!この試合がノンタイトルマッチとは!勿体なぁ。。。
これぞ、プロボクシング!!!
・・・にしてもマルケス、もう40歳近いのによう闘える。
ノンタイトルマッチといいましてもおそらくパッキャオは現在無冠だと思います。
タイトルを持ってるのはマルケスの方なんですが一階級下のベルトなんです。
ただ、ベガスのスペシャルマッチはファイトマネーが数億~10数億、あるいは20数億付きますんで、
タイトルの名誉はどうでもよくなります。
パッキャオの場合、ミドル級に挑戦となると7階級制覇がかかってくるんで是が非でもタイトル戦でないといけませんけどね~
しかし、このショックは長谷川の壮絶KO負け依頼です。
スパースターのこういう姿は見たくありませんね~
議員とかやるからいけないんですよ!