土曜日にピアノのレッスンを受けたので、忘れないうちに復習をしようとピアノに向かった。スケールを弾きながら音名を歌う。声が出な~い-なんて思っていると、誰かがドアをノックする。
まずい、うるさかったかな?
しばらくピアノを弾く手を止めて様子を伺う。苦情のときは、音を止めたらドアをたたく音も止まるはずだ。ところが、再びドアをノックする音が聞こえる。
どーしよう、怖いおにーちゃんやおじさんだったら。
仕方がないのでドアに向かい、のぞき窓から外を覗くと、女性の姿。
「素敵なピアノの音がするので」
え、スケールだし、間違えてるし、たどたどしいし。その上、うなり声付きだし。
「今日6時半から小さなパーティをするのだけれど、来ませんか?」
上司から、英語を何とかしろ、普段英語を話す友達は居るのか、と言われたばかりの私は二つ返事で招待を受けた。
伺ってみると、同じマンションに住む仲良しさんたちの集まりのようだ。そこに声をかけてくださった方の友人ご夫妻がニューヨークから到着。相変わらず話は60%くらいしか分からないが、新しい知り合いを一挙に得られたことは大収穫。
ところで、声をかけてくださった女性、実はRoyal Collegeでピアノをやっていたらしい(大恥)。その後BBCに勤務し、今はリタイアして関連したコンサルティング業務をやっているとか。
やはり「音楽好き」がキーワードということか。この出会いを今後に活かして行けるとよいな、と思う。
Noellaさんの開催されるような素敵なパーティに突然お呼ばれしたら、一生忘れられない思い出になることでしょうね。
私も自分がパーティをする時は、
近所の人を呼ぶのが夢なのですけど、
日本じゃなかなか気軽に声を掛けるのは難しいですね。。。