目標があると上達が早い、
と聞いたので、人前で何かをすることは
本当はとても苦手だけれど、
発表会に出ることにした。
先生から頂いた曲がちとつまらなかったので(失礼なやつ)、
勝手に、ラフマニノフのチェロソナタ第3楽章を選択。
本当はブラームスのチェロソナタ1番の第1楽章を弾きたかったけれど実力不足。
当日のピアノ合わせでもピアノと合わず(勿論私がずれている)
直前特訓。
最後はなんとか先生から合格をいただいて本番へ。
控室でアガっている自分に気がつく。やばい。。。
その上、舞台に出ると、ご家族でほぼ満席(密です!)。
でも、知らない人ばかりだから。。。
最初の音がちょっと外れた。。。(やばい)。
が、今週から始めたばかりの
ビブラートがそれなりにかかって一安心。
さらに、しばらく行ったところで、
自分の音が美しくホールに響いていることに気がついた。
なんだろう、この感じ?
その後は、指が弦から滑り落ちたりするも、
なんとか持ち堪え、
最後は先生が仰ったように
弓を動かさなくても弾いてるふり&
会場が息を止める。
不思議なことに、本番が一番上手く弾けた気がする。
こんなことってあるんだ。
発表会が終わった後、
無性にもう一度ホールで演奏がしたくなった。
こんな感覚、これまでに味わったことがない。
次はブラームスを弾けますように!