クラウス・マケラ パリ管来日演奏会 プログラムA
ドビュッシー:交響詩「海」
ラヴェル:ボレロ
ストラヴィンスキー:春の祭典
ラヴェルは妖艶な、というよりは、若々しく爽やかなボレロであった。
春の祭典は、基準がザルツブルグで聴いたウィーンフィル&Gustavoの演奏なので、まあ、比べてはいけなかったのだろう。あの丁々発止な春の祭典、いつかもう一度聴いてみたい。
S席32000円という高額チケット。そのためか、席に着くと、かなり空席があった。こんなに空席の多いサントリーホール初めて見た。チケット代を値上げせずに満席にするのと(満席になったかは微妙?)、値上げして今回の入りと、どちらが収支上良かったのだろう。 アンコール前のスピーチでSuntory hall is my favourite hallって言っていただいたし、満席でお迎えしたかった。
(後から知ったが、助成金が出ていたらしい。それは本当に正しい税金の使い方だったのだろうか?)