証

簡潔な心からの証には…大きな影響を及ぼすことのできる力があります。証は心を込めて相手に直接訴えるときにもっとも力強いものとなります。
（救い主の方法で教える）


証とは‟饅頭のあんこ”のようなものです。

「心からあふれて出る言葉」と、「その場を繕う言葉」の違いを感じたことはないでしょうか。
文字にすれば同じ言葉であるのに、その力強さは全く別物です。
証とはそのようなものだと思います。

「神は存在します」と言うときに、自身の内にある確信はその言葉は力強いものにします。

確信のない言葉がとても軽いものに聞こえるのは不思議なことです。
それはあんこの入っていない饅頭を手にしたときのようです。

どうすれば‟あんこのたっぷりと入った饅頭”のように、
ずっしりとした重みを証に加えることができるのでしょうか。

聖霊

目的は…真の教師である聖霊の影響を…受けられる…ことです。
（救い主の方法で教える）



聖典を読んで理解できるなら、聖霊の力を受けています。
福音の証を聞いて共感できるなら、それも聖霊の力です。
イエス・キリストが神であると信じられるなら、それが聖霊の証です。

善いものを得たいと願うなら、聖霊の影響力を求める必要があります。
イエスがキリストであることの確信を得たいなら、聖霊に頼るべきです。
主の道を歩みたいのであれば、聖霊に従う以外に方法はりません。

聖霊の助けがなければ、善いものを何一つも手に入れることはできません。
‟聖霊を否定することが赦されない罪”であるのは、この理由です。

聖霊の影響力

聖霊の影響力を招くために、できることをすべて行ってください。
（救い主の方法で教える）


聖霊の影響力を望む心はあるでしょうか。
その心があれば、後はその望みに従うだけです。


その望みがもたらしてくれる思いは、
すべて‟善いこと”であり、その多くは誰にも‟できること”です。

「あれもできる、これもできる」と感じられるかもしれません。
できることが多くあることは喜びです。

食べたいものがたくさんあることを想像してみてください。
いつでも、食べたいときに、食べたいだけ、食べられるのです。

片っ端からつまみ食いしてみるのもいいでしょう。
お気に入りのものから選んで、一度に一つをお腹いっぱいになるまで味わうのもOKです。


それは喜びをもたらすはずです。

聖霊

福音を（学ぶ）目的は…主のような人になる…ことです。この目的は聖霊を通してのみ達成することができます。
（救い主の方法で教える）

イエス・キリストを信じる人は「主のようになりたい」と望んでいると思います。
その望みは、‟主の教えを学び、その模範に倣う”という行いに表れます。

主の教えを理解するためには、聖霊の助けが不可欠です。
「キリストを信じたい」という思いが心にある時点で、聖霊の力を受けています。

その力は小さく弱いものに感じられるかもしれませんが、確かのものです。
それは種に例えることができるでしょう。

その思いに従おうとする（信仰を行使する）ときに、その種は芽を出します。
信仰に頼る毎にそれは成長し、成長するにつれて聖霊の力は強くなってゆきます。

聖霊

聖霊はあなたがたに全てのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起こさせるであろう。
（救い主の方法で教える）

福音の教えが「正しく、善いものである」と感じられたなら、それは聖霊によるものです。
悩み苦しんでいる人に、慰めと励ましの言葉を思いつくなら、それは聖霊によるものです。
普段の生活の中によいアイデアが浮かぶなら、それも聖霊によるものです。

聖霊は大小を問わず、すべての善いことを教えます。
心に思い浮かぶことが善いものであり、危険や大きな決心を伴うものでなければ、
気軽に従ってみることをお勧めします。

それを習慣とするときに、聖霊の力についての証が強まることでしょう。