示現

「示現についての話は多かった」1ニーファイ8：36

物語を読み聞きするとその場面を思い描くことができます。
もしもビジョンが見えないなら、そのストーリーは退屈なものです。

教会では最近、聖典の主要な物語について多くの動画を作成していますが、
それを見たときに「イメージしていたものと違う」と違和感を覚えたことはないでしょうか。

もしそう感じたなら”自分なりのある程度のビジョン”を見ていた”という証拠です。
このビジョンは何の役に立つのでしょうか。

イエスはその教えをたとえ話、物語によって教えました。
教会の総大会での説教などでも様々なストーリーが紹介されることが多くあります。

物語は心に残り、同時にそこに記された文字以上のものを与えてくれます。
人はストーリーに心を向けるときに”深く考える”ことができます。
そして深く考えるときに御霊の導きを受けることができるようです。

自分を見る

自分を見るときに見えるものが
欠点と行き詰まりであれば不幸であり
特質と成長であれば幸福である

気に留める

「これらの人々を気に留めた者は皆、道を外れてしまった」1ニーファイ8：34

”自分の行いが正しいものであるか”を
周りの人々の反応によって判断しようとする傾向があるようです。

そこには「周りが認めてくれるなら安心」という思いがあります。
周りの人々が”真理に従い、正しい方向を見ているのであれば”それもいいのでしょう。

そうでない場合はどうなるのでしょうか。
それでも周りの反応は気になるものです。

周りの反応に不穏なものを感じると、自らの行いに不安が生じます。
主を信じるか、周りの人々を信じるか、心に葛藤が生じたことはないでしょうか。

真心から主を信じるならこのような葛藤は消えて無くなるのでしょうか。
「わたしたちは彼らのことを気に留めなかった」1ニーファイ8：33