「あなたがたは自分の全ての行いについて裁きを受ける」1ニーファイ10:20
この世で”裁きを受ける”といえば、罪について裁かれることを意味しますが、
神の裁きとは、良いも悪いも、行ったことも行わなかったことも含めた
「全ての選び」について”それに応じた報い”が与えられることを言います。
善い心、善い選びに対しては、善い報いが与えられ、
悪い思い、悪い選びに対しては、悪い報いが下されるのであって、
”報われないことは何一つ残されない”ようです。
善と悪の判断基準もこの世のものとは異なります。
福音の中では人を”神に近づける”ものが善と呼ばれ、
”神から遠ざける”ものが悪と呼ばれます。
それを見分ける力は御霊から与えられます。
御霊に従うなら、その判断力は次第に高められてゆき、
御霊に従わないなら、次第に鈍くなってゆくことでしょう。
「善悪をわきまえることができるように…キリストの御霊が与えられている」モロナイ7:16