耐える強さ

「大きな試練…にもかかわらず…確固として動かずに…辛抱強く耐えた」アルマ1：25


娘が出産したときのことです。
陣痛に耐える娘に産科医の先生が「痛みに強いね」と話しかけていました。
後で聞いたら「そんな話していたの？　痛くてそれどころじゃなかったから」
と笑っていました。

出産直後に笑顔で「赤ちゃんは？」と
看護師さんに話しかけるのを見て安心したものです。

娘にこんな強さがあったのかと見直しました。
その後の育児にも何とか耐えて母親をしています。
「出産と育児、どっちが大変？」と聞くと、「どっちもどっちね」だそうです。

「その強さはどこから出てきたのだろう」と考えました。
彼女の言葉から読み取れるのは、赤ちゃんが生まれてくるという未来を思う希望、
そして赤ちゃんの未来に思い描く希望です。

時折、思い通りにならない育児の大変さに
心が押しつぶされそうになることもあると言います。
その瞬間のことに気を取られて、未来（希望）が見えなくなるようです。

試練に耐えるためには希望が必要です。
希望が大きく明確なものであるほどに、試練に耐える力は増し加えられます。

（おじいちゃんはいいですね。
何も心配せず、気楽に孫の成長を楽しんでいられますｗ）