不平不満

不平不満の多さは
覚悟の無さに比例する

へりくだる心

「救われたのは信仰による、それはあなた自身から出たものではなく、神の賜物である」エペソ2：8

聖典を読めばイエス・キリストについて理解できるのでしょうか。
戒めを守れば救われるのでしょうか。
福音に従えば幸せになれるのでしょうか。

「わたしは植え、アポロは水を注いだ、しかし成長させてくださるのは神である」1コリント3：6
聖典を読むのも、戒めを守るのも、福音に従うのも善いことですが、
それらの事をどれほど熱心に行ったとしても、神の助けがなければ何の役に立つのでしょうか。

「律法によって義とされようとするあなたがたは、キリストから離れてしまっている」ガラテヤ5：4
主の恵みを求めるなら、聖典を読み、戒めを守り、福音に従うよりも、優先すべきことがあります。
自分の思いよりも「主に頼り、主に委ね、主の道を歩む」ことを真心から望むことです。

「心に悔い、主の前にへりくだり…泣いたゆえ…あなたの言うことを聞いた」列王下22：19

感謝

「神の御前で…大きな喜びのために、どんな感謝を主に捧げたらよいだろうか」1テサロニケ3：9

安息日に感謝する人は、一週間の間、安息日を楽しみに待ちわびて備えをし、
その日には喜びと共に目覚め、御霊に満たされて一日が始まるでしょう。
「してはいけないこと」ではなく、「したいこと」に霊が喜びます。

知恵の言葉に感謝する人は、禁じられているものを控えるだけに満足せず、
健康を喜び、健康のために食事、運動、生活習慣を改善し続けることでしょう。
それにとどまらず、主の言葉がもたらす喜びと、隠された宝を見出します。

イエス・キリストに感謝する人は、常に主のことを忘れず、主のようにありたいと願い、
主の教えを学び、その意味を深く考え、自分が存在することの意義を見出すでしょう。
与えられる啓示によって、理解が開かれるときに、主に一歩近づいたことを感じます。

感謝があれば心は喜び、更なる喜びを求め、それが日常となるでしょう。

怒りの爆発

怒りの爆発と風船の破裂はよく似ている

風船が限界まで膨らんでいるのに気づかないで
軽く息を吹き込めば、その瞬間に破裂する

心が苛立ち一触即発の状態にまで来ているのに
無関心に振る舞えば、その瞬間に爆発する



問題は怒りが爆発したその瞬間の出来事よりも、
苛立ちがたまり続ける原因にあることが多いのですが、
多くの人が引き金となった出来事にばかり気を取られ、
そこに至るまでの経緯を軽視する傾向にあるようです。

苛立ちがたまり続ける原因を改善しなければ、
同じことの繰り返しになるでしょう。

耐え忍ぶ

「あなたがたは耐え忍ぶことによって自分の魂を勝ち取るであろう」ルカ21：19

福音に従うこととダイエットはよく似ています。
ダイエットを失敗する理由のほとんどは、決心が足りないことと、
一生涯続けることを考えていないことにあります。

ダイエットは決して難しいことではありません。
生活習慣、特に食事と運動の軽いコントロールをすればよいのです。
問題となるのは、もっと食べたい、運動したくないという「誘惑」でしょう。

ダイエットをやめて元の生活習慣に戻れば、身体の状態も元に戻るのは当然です。
一生涯続けられ方法と続ける決心がなければ、成功はあり得ません。
目標を達成して喜んだ後は、それを維持し続ける努力が必要です。

「犬が帰って来てその吐いたものを食べるように、愚かな者はその愚かさを繰り返す」箴言26：11