風の生まれる場所

海藍のような言ノ葉の世界

空や雲や海や星や月や風との語らいを
言葉へ置き換えていけたら・・・

国立障害者リハビリテーションセンターについて③

2011年12月07日 07時13分38秒 | エッセイ、随筆、小説



助けてください。
わたしを、あなたを護るために。



「明日、お話合いをする日時調整と同席するメンバーをお伝えします。
午後17時15分頃にお電話差し上げます」


その数時間後、わたしの個人情報を収集する職員。
だから言ったのだ。
「あなたの一連の行動言動は信用に値しないので、外部からそれなりの人の同席が必要だ」と。


障害者というレッテルの中でここに居ざるを得ない立場、
わたしは考えさせられてしまうのだ。
この人たち、つまり、福祉行政に関与する公務員の資質や行動心理において、
障害者という立場の人たちを、根本的に人間としてなど扱っていないのだという事実に。


たとえば偽善という表現を使おう。
飯の種=仕事ということでは、おそらく福祉という仕事を請け負えるだけ楽ではないと思う。
また、健常者の中で生きる、生き抜くにはなんらかの弊害やハードルがあるような人たちでも、
障害者や高齢者の中では、健常者として「その人の立場を護る」ことにいはなっていないのだろうか。


劣化する日本人、
なぜ、言葉が理解できないのだろうか。
なぜ、約束や取決めの大切さ、信用を構築するための行動というものがわからないのだろうか。



助けてください。
わたしを、あなたを護るために。





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