rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

最期のチャンスを棄てたウクライナ

2022-12-02 23:28:17 | 政治

日本を含む西側主要メディアは未だにウクライナ戦争でウクライナ側が優勢であるというおとぎ話を流している様ですが、米軍NATOを含む実態を把握している勢力は既にウクライナ軍はほぼ解体され、ロシアの冬攻勢が始まると早々に勝敗が決すると見極めています。「ドニエプル川の東を非武装の緩衝地帯として、ドンバス、ヘルソン地区、クリミア半島をロシア領と定めて残る土地をウクライナ領とした上で非ナチ化、非NATO化を宣言してロシアと休戦する」のが現在取れる最良の選択でしたが、非国民のゼレンスキー大統領は延々とウクライナ国民を犠牲にする道を選びました。それは米国・NATOの外相会談の結果を見ても解るように、この窮状においても西側に新たな解決策を見出そうとする知性が枯渇しており、ゼレンスキー大統領自体がウクライナの主体ではなく西側の化体でしかないからです。

直ぐに削除されたフォンデアライエン委員長の投稿

 

欧州委員長のフォン・デア・ライエンが自らのTwitterでウクライナ軍の死者が10万人と漏らしてしまい慌てて削除した様に、ウクライナ軍は既に壊滅状態です。戦争初期にウクライナ軍の実態として「軍事研究誌」の論説をまとめたものをブログに載せましたが、死者10万人とすると、負傷者はその数倍であり、常識から考えて開戦当時からの戦闘能力は既に残っていないと言えます。前回のウクライナ情勢で紹介した様に、既にウクライナ軍にはポーランド傭兵が1万人以上参加しています。それはポーランドにいるより西側からの潤沢な支援金があるので、傭兵でいる方が儲かるからであり、心からウクライナのために志願して命がけで戦うポーランド人などごく少数でしょう。それでも既に4,000名以上のポーランド傭兵が戦死しており、ポーランド独立系のメディアでは下に示す様に米国のアーリントン墓地に倣った共同墓地が各地に作られていると紹介されています。以下はその記事の英訳を日本語にしたものです。

2月の開戦時にあったと予想されるウクライナ軍の陣容(軍事研究誌の論説のまとめ)

 

1) 不名誉な終焉:ポーランド傭兵のための米軍式墓地

2022年11月23日 ヤコブ・モニジャク

米軍の戦争墓地の様だと紹介されたボーランド傭兵達の集団墓地

11月初旬に、ポーランド地方メディアは米軍の戦争墓地に似た施設をオルシュテインに作ると発表しました。それはその都市住民と全国のポーランド国民を憤慨させました。「我々には共同の戦争墓地を作る文化はないし、そもそも一体何のためなのだ?」と。オルシュテインの市営墓地に作られた施設は35ヘクタール以上あり、まるで米国のアーリントン墓地の様に色だけが3種類ある同じ形の墓石が並んでいます。ここにこの施設が作られたのは、オルシュテインに駐屯する第16ポメラニアン機械化師団に関係した兵士の葬儀が激増した結果なのです。

 

ポーランド兵の死の原因は?

 

2022年2月にウクライナ戦争がロシアとの間で勃発した際、ポーランドのドウダ大統領とブワシュチャク国防相は公式にポーランド人にキエフ政権の傭兵になる事を呼びかけました。それに大16機械化師団の兵士とその退役軍人が応じました。公にされた情報ではそれらの中、1,200人もの傭兵たちが既に戦死し、数千人が負傷しました。墓石は将校用と兵士用の2種類があり、兵士用は60cm四方です。オルシュテインだけで1,700もの埋葬地があります。政府のプロパガンダを信じた多くのポーランド人の末路がこれです。

 

(引用終了)

 

2) 止まらないウクライナ兵の士気(morale)の低下

ロシア軍は5,000両の装甲車両、うち1,500両の戦車を含む大群で攻め寄せると衛星偵察で明らかに

新規のウクライナ兵は3か月ほどNATOの施設で軍事訓練を受けているということですが、3か月では命令を理解して銃を撃てるようになるのがやっとであり、高度なりゅう弾砲や精密機械を兵器として駆使する技術など付きません。結果ウクライナ兵は最後の休息を西側施設で取る事に費やし、軍事訓練に身が入らないと指摘されています。一方で衛星による偵察で、ロシア軍は冬にかけて54万人の再訓練を終えた予備役を含む正規軍を投入準備していると既に米軍は把握しています。ロシアは時間をかけて犠牲を最小にしながら、ロシア系住民を保護しながら軍事目標を達成する事が予想されています。煩悩に支配され、何の計画性もない西側に勝ち目はありませんし、電気、インフラの止まったウクライナでは軍事物資も生活物資も輸送できない状態(無線電信も通じない)にあります。現在ロシア軍対ウクライナ軍の戦闘の犠牲は1:10で圧倒的にウクライナ軍が虫けらの様に殺されている状態にあると米軍も認識しています。無責任にウクライナ軍を応援し続ける人達は、ウクライナ国民を死地に追いやる悪魔の様な存在だと私は思います。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする