rakitarouのきままな日常

人間様の虐待で小猫の時に隻眼になったrakitarouの名を借りて政治・医療・歴史その他人間界のもやもやを語ります。

明らかになる新型コロナ感染症day0問題

2023-03-17 22:09:18 | 医療

2019年12月に武漢における流行で明らかになった新型コロナウイルス感染症が、実際にはいつから流行していたか(Day 0 問題)は、新型コロナウイルスの起源を知る上でも重要な事です。2020年の段階で、私は新型コロナ感染症が2019年12月以前から日本を含む世界で既に流行していただろうと考えていましたが、最近それらを裏付ける種々の証拠が明らかになってきています。特に共和党が下院で多数を占めるようになり、封印されてきた様々な不自然な事態、1月6日の議事堂襲撃事件の実像や新型コロナウイルスの起源、ウクライナ戦争の実態なども明るみに出て来つつあります。

今回は先日某所で開いた講演に使用したスライドを用いて明らかになってきたday 0問題についてまとめてみます。

 

武漢で2019年12月に致死性の高い新型肺炎が流行しているというアラートが出されて、2003年に流行したSARSになぞらえてSARSCoV-2として新型コロナウイルス感染症が定義され、遺伝子も特定された経過をNew England Journal of Medicineで発表された内容がこの図です。この時点で既にウイルスの発症は海鮮市場ではなく、一例目は2019年11月に既に感染していた事が示されています。

2020年6月のハーバード大学のDASHという情報誌に、2019年11月の時点で武漢の病院で例年のインフルエンザ以上の入院増加があり、何等かの感染症の流行が見られている事が病院周辺の交通量とGoogleなどのサーチエンジンデータ(明らかに米国諜報機関の情報と思われる)から明らかにされたいう論文を紹介しています。

同様に2020年5月のReutersの記事で、遺伝子変異の解析から新型コロナウイルスは2019年後半には既に流行していたいうロンドン大学の研究論文を紹介し、米国ニュージャージー州、ベルビルのメルハム市長は「私は2019年11月にコロナになった」と発表して物議をかもした事が日本でも報じられました。

この発表を裏付けるデータがこの変異系統樹で、日本でも一時報道されましたが、新型コロナウイルスにはスパイク蛋白の遺伝子がやや長く症状も重くなるL型と、短く症状が比較的軽いS型があるとされます。京都大学の上久保氏は、変異種系統解析から、日本各地において2019年12月にはS型が既に流行していたと科学的に考えられ、米国CDCの2019年末からのインフルエンザ様疾患の例年にない急増も早期のコロナ流行を捉えていたと考えられます。L型S型が分かれてゆく前の発症を考えると、2019年9-10月にはDay 0の初発例があると考えるのがサイエンスとしての論理的帰結であり、武漢で最初に流行したとすれば、当時世界中に100万人以上の中国人旅行者が自由に各国を出入りしていた事を考えると世界中で2019年末には新型コロナ感染症が流行していたと考えるのが論理的です。

2023年3月16日のFoxnewsは前CDC所長のRedfield氏の議会における証言を紹介し、CDC(米国政府)は2019年9月にはコロナウイルスの感染を認識していた事を明らかにしました。

米国は2014年から国立アレルギー感染症研究所(アンソニーファウチ所長)の予算でEcoHealthアライアンスという組織を通じて武漢ウイルス研究所に米国では禁止されているウイルスの機能獲得研究をアウトソーシングし、コロナウイルスのスパイク蛋白の配列を遺伝子組み換え技術を用いて変異させ、ヒト細胞に感染可能なコウモリ由来のコロナウイルスを完成させました。それは2015年発行のnature medicineに誰でもアクセス可能な状態で発表されています。そしてその技術は中国のみならず、米国の科学者も共有している事が共著者の所属内容から解ります。

中国政府は米国政府と同様2019年9月には新型コロナウイルスの流行を察知し、遺伝子型も知った上でワクチン開発を開始したと考えられます。公表された2020年1月が始点では4月からのワクチン臨床試験は時間的に不可能です。武漢は江沢民派の巣窟(武漢ウイルス研究所も)であり、習近平としては危機感を持って早期に対応を始めたと考えます。武漢に対する徹底した冷酷なまでのロックダウン政策も政治背景を考えると理解できます。

またワクチン大魔王のビル・ゲイツ、世界経済フォーラム主催の新型コロナウイルスがパンデミックを起こすシミュレーションEvent201がその後新型コロナ感染症の世界流行集計基地となったJohns Hopkins大学で2019年10月に開催された事も偶然ではないでしょう。

これらの事実から結論として考えられるのは、2019年9月頃に武漢研究施設で人工的に作られた新型コロナウイルスが事故か意図的かは不明ながら施設外に流出、世界に拡散された事。この事実を米中首脳部は早期に知り、対策を立てた。ただし、生物兵器研究から生まれたウイルスが蔓延したという不都合な事実を隠すため、一般国民には自然発生の新型コロナウイルス感染症が、2020年になって流行しだした事にして、感染症対策としては非科学的であるロックダウンや、人類に使用したこともない遺伝子ワクチンの強制的一斉投与の方向に政策を向けたという事ではないでしょうか。

日本のメディアは責任追及を恐れて不都合な事実を一切伝えようとはしないでしょうが、欧米ではワクチンの製品としての不完全性を含め次々と新たな事実が明らかになってきています。次回は工業製品としてのワクチンの問題についてまとめます。

コメント (3)
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