印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

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八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

外務省、ほぼFAX廃止

2022年07月02日 | 店舗経営 接客
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて123年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 はんこの業界、甲府市にある問屋が出しているメールマガジンの記事に、「外務省がFAXを減らしている」という内容がありました。部分的に抜粋します。情報の出どころは、YAHOO JAPAN ニュースでした。

外務省、“ほぼ”FAX廃止→原則メールに 企業では意外と現役? 外務省が、一部を除き、FAXの利用を原則廃止していたことが6月23日までに分かった。前行政・規制改革担当相で、自由民主党(自民党)の広報本部長を務める河野太郎衆議院議員のツイートで外務省のFAX廃止が話題となっており、外務省に確認したところ、事実関係を認めた。業務効率化や紙の使用量削減などが主な狙いだという。外務省が廃止できた理由を取材するとともに、民間調査などを活用し、企業のFAX利用率などを調べた。

 このYAHOO JAPAN ニュースを読んでいくと、15~29歳の男女300人に行なった調査では、10代の4人に1人が「FAXを知らない」と回答。全体の65%が「FAXを使ったことがない。」と回答するなど、若年層での認知度が低いことが分かった。の記載もありました。
 確かにFAXでなくEMAILで情報のやり取りをすれば、紙の使用量削減になるし、テレワークしていて自宅にFAX機がなければ、会社まで出向かなければならない、という不自由さがあります。EMAILまたは電話の方が効率がよいです。
 
 私どもの、はんこ屋の業界は全くの逆でFAXでなければ用が足りない、ということがままあります。文字情報と同時に、文字の大きさ、ゴム印だと全体の仕上がり寸法がポイントになります。もっと細かな話をすると、FAXで受信した場合に大きなサイズの物は1ミリ位短くなります。受信したFAXの受注用紙を見てからお得意様に電話を入れて「この長方形の左右の長さ、8センチありますが、送信した用紙の長方形の大きさはどうですか?」と確認します。

 時々ですが、文字変換ができない文字の場合、手書きで紙に書いてFAXで送って来られるお客様もあります。EMAILでゴム印の発注をいただいて、pdfファイルの添付がありここに制作依頼内容が記載の場合もあります。手順としては用紙にゴム印を捺してスキャンしてpdfファイルに変換するのですから、仕事としては1段階増えます。はじめから全てFAXで送っていただいてもよいのにな、と感じてはいます。

 物事には多く一長一短があるように、EMAILとFAXも同じと思います。郵便での発送も含めて多くの選択肢が存在していることがポイントと思われます。



▲当店の片隅にあるFAX機です。1日に少なくても10回以上の送受信をしています。






八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

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