八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて100年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
押し詰りました。大晦日です。今日から店は休ませていただいております。
井原西鶴の句に 大晦日 定めなき世の 定めかな
株価の大暴落、雇用カット、などなど、不安定な“定めなき”世の中でも大晦日には
支払い勘定の定めをせなあかんなあ。という程の意味でしょう。
先代、三代目の私の父が若い頃は、売掛金の集金に回っていたら最後に除夜の鐘が聞こえてきた、
という話を聞いていましたが、今はもっと早い時期に銀行入金か、来月の
集金という形になりました。
来年1月は5日(月)午前9:00から営業再開です。先ほど店に来たら、留守電に録音があり、
早々と名刺の注文3名様分が入っていました。
本年、ブログをご贔屓(ひいき)にしていただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
印鑑や文字、など浅学非才ですが、書いていきたいと思います。
楽善堂のホームページ
http://rakuzendo.com
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
クリスマスも過ぎていよいよ、“もういくつ寝るとお正月”の雰囲気になってきました。
店の正面は近くの鳶(とび)職人さんが松飾を昨日から付け始めました。今日は注連縄(しめなわ)と御幣(紙の飾り)を付けてくれると思います。
今日は水晶以外の石印材で瑪瑙(めのう)の印材のご紹介です。
水晶も含めて、石印材は綺麗で紙に押しての耐久性はありますが、衝撃に弱いという欠点もあります。大事に保管して、朱肉を付けて紙に押すことは何度、何十年行なっても、すり減る心配はありません。ただ、うっかり机から落として硬い床に落ちたりすると、二つに割れてしまったり、打ち所が悪いと印面(彫刻面)の外枠が欠けてしまったり、ということが起こります。扱いを慎重にすればずっと長くお使いになれます。
写真の石印材、左から、赤メノウ(薄色)、赤メノウ、ブルーメノウ、クリソゼリル(別名、青メノウ)、紅水晶、月光石です。写真の印鑑の大きさは直径12ミリで銀行印にオススメです。お代金、彫り上げてケースつきで¥17800(税込み)です。
詳しくはご遠慮なく、お電話でお問い合わせ下さい。 電話 042-622-1976
▲メノウを中心にした石印材のいろいろ
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
昨日の天皇誕生日、店は休みだったので『汽笛一声ウオーク』のイベントに参加し、日比谷公園から横浜、桜木町の赤レンガパークまで、33キロを歩きました。時間は昼ご飯休憩、おやつ休憩、トイレ休憩も含めて約7時間かかりました。
日本で初めて汽車が走ったのが明治5年、新橋―横浜。このコースを歩くイベントでした。
もしタイムマシンがあって明治5年に行ったとしても、当時の人からも「岡蒸気(蒸気機関車のこと)にお乗りなさいな」と言われてしまいそうです。
天気にも恵まれ、特にコースの中では「京浜運河緑道公園」はすばらしく、5万本の松林、ウォーターフロント、運河の対岸はモノレールが走るという景観です。
お昼ご飯に、沿道のお鮨さんで30分くらいノンビリしたせいか、桜木町到着は締め切り時間の夕方4:00ギリギリでしたが、電車、車では味わえない、ゆっくり景色を見るという、いい旅でした。
▲スタート地点、日比谷公園にあったイベントの幟(のぼり)旗
▲ゴール地点、赤レンガパークからの横浜ベイブリッジ
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
印鑑の素材で、水晶の材料についてお話してみたいと思います。
印鑑の材料としての水晶は、白水晶、黄水晶、紫水晶とあります。
白水晶は『寿』を表し、幸運を運ぶ石。黄水晶は財産の『禄』(ろく)を表し、金運アップの石。紫水晶は『福』を表し、子孫繁栄の石です。
英語でクリスタル(crystal)。古代ギリシャ人は、無色透明の水晶を見て、氷が異常に冷やされて水に戻らなくなったものと考え、氷を意味する「クリスタロス」という名前を付けたそうです。
下の写真は、黄水晶と白水晶です。白水晶は円筒形と六角形とあります。六角形は紙に押した時に印影も六角になります。
彫り上げてのお値段、直径12ミリの白水晶、黄水晶は¥17400
六角の白水晶(上下サイズで15ミリ)、¥24800です。
お電話でお気軽にお問い合わせ下さいませ。 もしもし 042-622-1976
▲水晶の印鑑材料。左から白水晶(円形)、白水晶(六角、男性用)、白水晶(六角、女性用)、黄水晶(円形)
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
一昨日の16日(火)、私の所属する八王子商店研究会主催の講師例会がありました。
テーマは『もっとうまい店づくりをしよう!』でした。
午後8時から2時間のセミナーでしたが、内容が濃くあっという間に時間が過ぎました。
講師は中小企業診断士、油井 文江先生、川原 舞子先生でした。
油井先生は多くの商店の現場を診断することが多く、具体的な提言が話の中にありました。
店長がうすうす気が付いていながら普段実行できてないこと、例えばダンボールが店の片隅にいつまでも置いてあったり、ファサード(店の正面部分)に不要なものがあったりよごれていたり。
セミナーの翌日、私も大いに思い当たる節があり、狭い店ですが改善しました。
自動ドアのマットがボロボロでした。洗い替えの予備に変えました。
セミナーのよい点は気が付いて、何か1つでも実行できることだと思いました。
さらに何かの出発点になればよいことです。
▲セミナーで使われた資料の表紙
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日の日曜日、店の机の中を片付けました。
不必要な物がかなり、埋まっていました。2種の紙袋を下に置いて
可燃物、不燃物と分けながら要らないものをどんどん入れていきました。
そんな中、物としての機能は確かに終了したが、“捨てたくないなあ”という代物が
出てきました。使い切った墨と朱墨です。
朱墨は、初めに印鑑の彫刻面に塗ったり、文字を書いているときの修正、黒水牛の文字仕上げ時に、印面に打ったりという使い方ですが、黒の通常の墨に比べれば減りは少ないです。通常の墨は和封筒にお客様の名前を書いたりもするので、印鑑以外の場所にも使います。
見習い修行時代(25年以上も前)も含め、今までの仕事の汗や思いが、この墨の中に込められているなあ、という感想を強く持ちました。
▲多くの使い切った墨。朱墨は2代目を使用中。右端は現役の墨。これももうすぐ寿命です。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
早いもので、今年もあと20日足らずになりました。年々、時間の流れるのが速く感じられます。小学生の時の6年と、6年前から今日までの6年では随分違います。
今日は、印鑑の素材で、竹の形の材料のご紹介です。素材は白い水牛です。
円筒形ののっぺりした形状でなく、少しアクセントがあった方がいい、というお客様にはオススメです。実際の竹に節目があるように写真の印鑑にも節目があり、指の先で押さえるので、捺印する時に押しやすい便利さもあります。さらに、見た目のオシャレ感覚をもった印鑑、といってよいでしょう。
『何か、変わった印鑑ないの?』と言って見えたお客様にご提案しています。
彫り上げてケースをお付けして、¥9300(税込み)でお受けしております。
▲白い水牛を竹の形にした印鑑。手前は黒水牛に朱竹をあしらったもの。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
印鑑の素材で、黒水牛の材料のご紹介です。
産地は、東南アジアです。農地で働く牛で水辺に生息、体も角(つの)も黒色です。
かなりの本数は採れますが、印鑑に使える部分は先端の部分、三分の一から四分の一です。
以前にご紹介した木製の印鑑に比べて硬度があり、回数押しに耐えられます。普段のお仕事で、毎日、決済に何度も捺印する、こんな場合にはオススメの印鑑材料です。
写真、左から無地印材(上のしるしの凹みが無い)、指型付き(凹みがある)、朱竹の模様入り、銀丹入り(丹は上のしるし)、金丹入り、白蝶貝入り、です。光線の加減で銀丹と金丹の区別ができずすみません。白蝶貝は銀ほど光りません。押さえた白です。金丹(右から2つ目)は丹を入れた職人の銘「東峰」が丹の左下に刻んであります。
無地の印材は、主に実印用、慎重に捺印するため敢えて上のしるしを付けていません。
印鑑の彫刻面を一度見て、それから捺印する、というプロセスを大事にしています。
その他の印材は、捺印時に便利なように上のしるしがあります。印鑑も使用用途で細かな部分のご提案が違ってきます。
男性用実印の場合でのお値段(ケース付き)。無地、指型付き ¥14700 朱竹模様 ¥15700
銀丹 ¥15700 金丹 ¥16700 です。
▲黒水牛印材のいろいろ
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
健康診査から1週間経ったので。、結果を聞きに行って来ました。
にわか仕込みながら検査日の1週間前は禁酒をしていました。散歩とジョッギングは毎朝のことでしたが、数値で脂質異常症になりました。
悪玉のコレステロール値が148mgで、140mg未満なら正常です。ハーフマラソン前でかなり走り込んでもいたので、残念な気持ちが強いです。
他の項目は、すべて正常範囲内の数値でした。
今後は、食事療法で1日に食べる食事の摂取カロリーを1500Kcal前後にするよう、ドクターの指示をもらいました。
自分なりに反省してみると、毎日ではなくても、「飲めば飲みすぎ」のアルコールも数値の原因と思いました。
▲クリニックでいただいたミニチラシ
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
写真は、私が毎日散歩に出かけている、八王子の富士森陸上競技場グランドです。
日が昇り始めて紅葉の木々が輝き出したので、今朝、携帯のカメラに収めました。
通常、400メートルのグランドを5周しますが、この光景に癒されながら走っています。
この光景を楽しみながらといってもいいかもしれません。
時間が7時前なので太陽はまだ低く、私の影法師(足を少し広げて立っている)が長く地面に
写っています。
この陸上競技上のある公園は、秋は紅葉、春は櫻が多く咲いて、散策の人の心を和ませてくれています。
▲冬日ざしにまぶしい木々
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