印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る

英語版のYouTube動画を公開しました!!

八王子 印鑑 楽善堂

創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。

同じ文字が3本の印鑑に入るご注文

2024年03月02日 | 印鑑の文字
 先月、一人のお客様から3本の印鑑のご注文をいただき、同じ文字が3本ともに入っていました。
書体は3本とも行書体でした。詳しくは分かりませんが、私の勝手な想像では、3人の女の子さんが居て
一緒にプレゼントなさる、こんな状況かと思いました。
 印影(印鑑の押し型)も個人情報なので、お客様にお納めした印影は開示できないので、このブログ専用に
「美」の文字を入れた作品を作ってみました。お客様の仕事は「美」の文字ではありません。
ご覧下さると幸いです。行書の場合、楷書に近く作るか、草書寄りに作るかで、文字の雰囲気を変えられます。



▲楷書に近い作風の行書、「美」です。




▲一般的な行書「美」です。




▲草書に近く書いてみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外枠に雷紋の印鑑

2017年10月14日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。


先日、大阪府からお越し下さったお客様がありました。3年前に私の書いたブログで、「二重枠の印鑑」という記事があり、検索の結果、この記事をお読みいただきご来店なさいました。ご注文は、外枠の輪郭が単なる二重丸ではなく雷紋(らいもん)のご指定でした。外周が通常の円周、中側に雷紋です。
 
雷紋:直線がつぎつぎと曲折していく幾何学的模様で、古くから陶器、漆器、金工、木彫、建築などに用いられている。(Wikipediaより)

分かり易い例が、ラーメンどんぶりの外周にあるような文様です。これは一例に過ぎません。

このお客様は同僚の方が雷紋入りの印鑑を使っているようで、印影見本をご持参になりました。雷紋の見本があったので、その文様を真似て、中の文字は篆書(てんしょ)を書いて彫りました。

おもしろい作品に仕上がりました。


▲ご注文いただいた雷紋の印鑑です。
中側にお名前がありますが、これも個人情報なので
修正液で消してあります。右下は竹の絵柄、
印箋(いんせん)用紙の絵柄です。



▲(株)文明堂発行の業界参考書『印海』の作品集より抜粋





八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白文の実印の印鑑登録

2017年09月02日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。


先日、栃木県の足利市のお客様から印鑑リフォームと新規の作成の2本のご注文をいただきました。2本とも、白文(はくぶん、文字部分を彫ってしまう彫り方)のご指定でした。さらに、文字だけでなく外側に輪郭の線を彫って下さい、というご指示がありました。

このお客様は、よく分かっていらっしゃる方で、実印の印鑑登録の場合、登録できない印鑑として「外枠の無いもの」「ゴム判、芋判のような変形しやすい材質で作成されたもの」「文字が切断されているもの」などの規定があります。

念の為に、八王子市役所に下記の2つの作品例をFAXして聞いてみたら、「29番は外枠があるので登録可能だが、30番は外枠がないので登録できません。」という回答でした。一般的には実印、銀行印などの実用印では、ほとんどが朱文(しゅぶん、白文の逆で文字を残して彫る彫り方)なので、珍しいご注文でした。白文は、落款印(らっかんいん)といって、書道や日本画の作品に捺印する場合に白文の作風が多く出てきます。



▲左の作品、29番は外周に外枠があるので、印鑑登録が可能です。
お客様からいただいた仕事は円形の印鑑でしたが、正方形、長方形でも
8ミリを超えて、25ミリ以内なら印鑑登録が可能です。29番の
作品は一部、文字が切断されていますが、これは篆刻風の作品のためです。
市役所の人には、外枠のある、無しに注目して判断をもらいました。




八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落款印の解読

2017年08月12日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

徳島県のお客様から、メールで「注文ではないのですが」というタイトルで、落款印の篆書の文字解読を依頼されました。初めは、美術関係の出版社に問い合わせても断られて、次にアンティークショップに聞いたら専門じゃない、と違う文字の解読をされたようです。「篆書研究」のキーワードでググったら、当店の楽善堂がヒットしたそうです。

「分かってすごく嬉しいです。」というお返事をいただきました。文字そのものも、判読しづらいですが、四文字の読んでいく順番も回文(反時計回り)なので、読みづらかったかと思いました。

掲載の篆書は、判読依頼のお客様のご了解をいただいて掲載しております。



▲右上の文字が「橘」、反時計回りに読んで、「橘芳高作」と読みます。
右下の文字は判読しにくいですが、「作」の字の篆書です。調べたら、
橘芳高さんは、能面、狂言の面の作者と分かりました。
お客様からの画像は能面の裏面を写真で撮ったものかと思われます。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勘亭流文字で英文9文字の印鑑

2016年09月16日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

英語版ホームページから、英文の9文字を書体は勘亭流で印鑑に彫って下さい、というご注文が先日ありました。私としても9文字は初めての仕事でした。お客様には、「彫る前に一度、印稿(いんこう、仕上がりのラフデザイン)をメールで送るので、文字を確認いただきOKをいただいてから、彫ります。」とメールでお返事させていただきました。

本日、印稿をメール添付で送信したら1時間経たないうちにお返事があり、「想像以上に素敵な印鑑で驚きました。こちらで是非お願いいたします。」とお書きいただきました。勘亭流の文字は、参考書がないと書けない、が正直なところです。『歌舞伎文字 勘亭流読本』を仕事場に置いて、必要な時に見ています。使用頻度は多くありませんが。今回の注文のように英文の文字の見本は参考書にはありません。横画、縦画、斜めの線など、漢字にある一部分を見て作りました。例えば、Rの右下に行く線は、「本」の字の四画目、右払いの線をまねる、という具合です。

外国人の方のお名前は、字数は長いことが多いので、当店の仕事は小判型(楕円形に近い)を横にして、左右の長さを長く使える印材で彫っています。

英語版オンラインショップのページです http://www.name-stamp.tokyo/online-shop/



▲勘亭流の文字の仕事の時に参考にしている書籍です。
著者は伏木寿亭さんです。20年くらい前に買いましたが、8000円でした。
漢字の1文字のお手本の他、歌舞伎役者、演目の作品例も出ています。




八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秦の始皇帝の文字統一

2015年01月31日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日、30日(金)は雪が降りましたが、途中で雨に変わり店頭の雪かきをしないで済みました。それでも、所々に氷のような残雪が少し見られます。

中国の古代の国(斎、楚、燕、魏など)で使われていた漢字をご紹介したいと思います。前回のブログで書いた『匠の技展』で東京都印章技能士会が出しているミニパンフレットに掲載されていました。

印鑑に使われている漢字の書体は、篆書(てんしょ)が多く選ばれます。印鑑の文字らしい、古風なイメージがあります。篆書は私たちが日常に書いている楷書と、古代の象形文字との中間的な存在の書体です。この篆書は、秦の始皇帝が統一しました。下記にあるのは統一する前に各国が使っていた文字です。私の目から見て篆書のようには見えませんが、「古代の文字の書体」ということなるかと思います。

秦の始皇帝は、焚書坑儒(ふんしょこうじゅ、言論統制のため書物を燃やし、儒者を処刑)、通貨の統一(半両銭)、万里の長城の構築など多くの政策を実施しましたが、その中に漢字の統一もありました。現在、印鑑にある篆書のルーツは紀元前220年代に始皇帝が統一した文字です。



▲統一される前に各国が使っていた「馬」の文字です。



▲「馬」の文字で、上から2番目から5番目は篆書、
下段の3つは、上から、楷書、行書、草書です。




八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒澤 明監督の篆刻作品

2014年07月18日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

先日、近くで鮨店を経営する友人から、映画監督、黒澤 明さんの篆刻作品のコピーをいただきました。文化系の月刊誌に出ていたそうです。右上に説明文章があり、「『明』という名前を図案化して映画で甲冑や旗印に使っていたが、篆刻では、より大胆にデザインし、黒澤自らが彫っている。『明』だけでなく、『黒澤』の図案化も試みている。」と書いてありました。

大胆にデザインし、という解説のとおり、実用の印(いん)ではなく、芸術作品の印(いん)になっています。下から2段目の右端、英文字でA.Kやその隣の2作品、明(2作品とも刻字は『明』です)は個性豊かな作品です。 最下段の中央、右下の箇所の「印」の文字だけが朱文、周りが白文という作品も面白いと思いました。

上から2段目の右側、左上から縦書きに『黒澤明印』の印文ですが、『印』の文字の形のセンス、外枠を付けて十文字に文字割線を描いているあたり、かなり多くの篆刻作品を見てきたのではと、思わせます。さすが『世界のクロサワ』と言われる名監督の篆刻作品です。


▲黒澤 明監督の篆刻作品です。芸術作品と言ってよいでしょう


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紙幣にある印鑑

2014年06月06日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

昨日5日(木)、関東地方は梅雨入りしました。今日も朝から雨降りです。先日お見えのお客様から「この紙幣に捺してあるハンコ、なんて彫ってあるの?」と訊かれました。たまたま千円札のお釣りを出した時でした。表は「總裁之印」、裏面は「發券局長」です。とお答えしました。「總」は「総」の旧漢字、「發」は「発」の旧漢字です。

少し、調べてみました。表面の「總裁之印」の総裁は内閣総理大臣の安倍さんでなくて、日本銀行の総裁、黒田さんの事です。裏面は日本銀行発券局の局長さんの印鑑です。「總裁之印」は流通印と言われて、全国隅々まで紙幣が流通するように、また、「發券局長」の印は、歯止(はどめ)印と言われ、全国から日本銀行に紙幣が帰ってくるように祈願が込められています。「總裁之印」の直径は15ミリ、「發券局長」の印は直径13.5ミリでやや小さく作られています。

印鑑の書体の、篆書(てんしょ、この紙幣にある書体です)は判読しにくい文字が、しばしばあります。この紙幣なら、「之印」や「券」の字です。私も仕事の習い始めのころは読めなくて、三代目の父に教えてもらった記憶があります。

▲千円札の半分です。印影がある部分だけを表示しました。
表面(左半分)は「總裁之印」を縦に2行、裏面(右半分)は
「發券局長」を縦に3行で彫ってあります。
画像の不鮮明、お詫びします。



八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

篆書『浩』の文字

2014年05月09日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
風薫る爽やかな陽気になりました。連休が明けるころから朝晩でも暖房が要らなくなるようです。
先日お見えになった実印のお客様で、文字について詳しくご指示をなさった方がありました。下のお名前に『浩』の字があり、「旁(つくり)の上は牛にならないように」というご指示です。書体が篆書(てんしょ)だったので、すぐに真ん中の縦画が突き抜ける篆書は使ってはまずいな、と思いました。
『浩』『告』の中国での元字は上が牛、下が口、でした。「篆刻字林」を見ると最上部にある見出し文字も上が牛になっています。業界で出版している「常用漢字印章字林」の見出し文字は明朝体なので、現在の字になっていますが、小篆、印篆の文字は「牛」です。中国になく、日本で作られた読みやすい篆書「印章新体」の文字は、現在の楷書に近いように書かれています。
印鑑の文字、篆書は時として楷書から全く想像がつかない位に文字が変わることがままあります。そんな場合、接客時にお客様に辞書を見せたり簡単に筆書きしたりして説明をしております。今回の文字の場合には、線が突き抜ける、抜けない、の違いでしたがお客様のご希望、ご指示をまず伺うことが大切と思っております。 


▲「常用漢字印章字林」で「浩」の字のページです。
左端に「浩」字の色々が縦書きに並んでいます。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com

楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html


楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楷書の実印

2013年02月19日 | 印鑑の文字
印鑑 八王子 楽善堂
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────

こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

今日は朝から雨模様になりました。小雨ではありますが氷雨(ひさめ)です。先日、実印で『楷書』でというご指定のお客様がありました。広島県、尾道市の方で象牙の印材をご送付、書体の指定がありました。

店頭で接客していてもお客様の方から書体をご指定になることはあまりありません。お使いになる用途をお聞きしてから、仕事でお使いになるなら判読し易い書体、銀行印、実印など、ご本人様だけが分かればいい場合は篆書体、吉相体をご提案しています。基本的にはお客様のお好みを大切にいたしますが、まず店としては仮のご提案をしないと決めにくい部分があるかと思います。

時折は、印鑑の押し型の用紙をお持ちになり、これが気に入っているのでこんな書体で、という方もあります。その場合は、書体、作風(文字の太さや線質など)を似せて作らせていただきます。

実印で楷書はほとんど出ないご注文です。一方で、「他の人と違う書体の実印がいい」というお好みならば、一番でお薦めの書体になります。『印鑑』も人柄を示すものですから、お客様のご指定、ご希望にはご相談に乗りつつ対応していきたいものです。



▲左から、楷書、行書、草書の実印です。
(草書の文字は「佐野清松」。店頭見本帳より抜粋)
楷書や行書は職人の文字の巧い、下手が
はっきり出る書体です。


八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com

楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttp://inkan-reform.com

楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする