八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
猛暑日が続いています。先週、印鑑リフォームのホームページにある、「同型印の作成」紹介の箇所、ページを削除しました。私の所属する東京都印章技能士会の会長さん経由で、社団法人、全日本印章業協会から、指導助言がありました。7月上旬のことでした。
「同型印を行使の目的を持って作ることは違法になりますが、作ること自体は法令に違反する行為ではありません。(中略)然るに同型印を作成販売することは、わが国の印鑑登録制度の信頼を損なう恐れのある行為で、同義的責任は大変大きいと言わざるを得ません。」という内容の説明文をFAXでいただいていました。
その後、八王子商工会議所で弁護士による法律相談の日にちがあり、申込みをして弁護士の先生に相談をしました。「平澤さんが敢えて大きなリスクを負うこともないから、この仕事はお薦めできませんよ。弁護士の立場からでなく友だちとして助言します。」と言ってくれました。この弁護さん、以前からボランティア活動で知り合いでした。私の言い分は、「印鑑の所持者が他人でなく本人であれば同型印の作成は問題ない」でした。弁護士さんは「平澤さんが、本人確認すること自体、難しいことですよ。偽造のパスポートもありますから」というアドバイスでした。
今までは、ご来店のお客様の顔と免許証の写真で本人確認をして、印影(書類に捺した押し型)から同型印を作成しましたが、このサービスは中止にします。外枠の欠けた印鑑を持参いただいた場合のみ、同じ押し型に作成は可能です。印影から作成してしまうと、もし紛失した印鑑が発見された場合、同じ印鑑がこの世に2本あることになります。外枠が欠けた印鑑はリフォームして1本だけです。
業界人として、印鑑は、“唯一無二”(ゆいいつむに)、オンリーワン、であることに最大の値打ち、特徴があることを再認識しました。
更新をした印鑑リフォームのページです。
楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttp://inkan-reform.com
▲都立小宮公園です。朝の散歩に立ち寄りました。
木製の机とベンチが木蔭を一層涼しくしています。
本文とは関係ありません。
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印鑑blog更新 直径19.5ミリの印鑑 bit.ly/QfFZOb #inkan #hanko
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
昨日は猛暑日、昨晩は熱帯夜でした。エアコンは止めて、扇風機をタイマーの微風で掛けて寝付きました。
先日、直径19.5ミリの役職印(2重丸の社名入り、代表取締役の印)の注文がありました。通常は18ミリの寸法で受けていますが、電話で相談をしているうちに他社の法人印鑑よりも大きく、というご希望が出ました。港区の会社の方でした。そこで「1回り大きいサイズは19.5ミリです。」というご提案をしました。法人の登記用印鑑の規格は10ミリ以上30ミリ以内が決まりですから、この範囲内であれば登記が可能です。
20ミリでなく、なぜ19.5ミリの直径か、というと印鑑の寸法は昔の曲尺(かねじゃく)が基本になっているからです。○寸×分という規格です。直径18ミリを六分丸といいます。(一分は約3ミリ)六分5厘丸が、直径19.5ミリと言うわけです。個人で使う印鑑で10.5ミリ丸がありますが、これも三分五厘丸の規格です。既製の印鑑だと、ちょうど10ミリ丸、というものがあります。
印鑑の業界、印鑑の材料、印鑑ケースにしても1点ものを作り易い業界です。今回のご注文の役職印も「20ミリちょうどで作成して下さい」と問屋にお願いすれば作ってくれます。ただ、専門店の“こだわり”で、「ミリの規格でなく寸、分の規格で特注寸法も作って差し上げたい。」の思いがありました。これもひとつの伝統文化と考えています。
▲特注で作り置いている寸法の印鑑です。
左から、18ミリ丸(これのみ既製規格)、19.5ミリ丸(2本とも)、竹の物差し
21ミリ丸(2本とも)、24ミリ丸(1本)です。
お値段は、つげ材19.5ミリ丸で22500円です。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
九州では梅雨が明けたとのニュースでした。段々と東に向かって梅雨が明けてくると思います。
八王子まつりを前に、先週の土曜日、花場(奉納金を出してくれた方のお名前を表示する掲示板)の設営と、高張提灯(たかはりちょうちん)4箇所の設営が完了しました。祭りの運営に大きく貢献してくれている應神睦(おうじんむつみ)の若手5人が、休日返上で設営してくれました。應神睦は、南町に在住の人に限らず、山車祭りが好きな人なら誰でも入会できる会です。祭りへの参加の門戸を開くためにできている組織です。
高張提灯のほかに、国道16号沿いに丸いほおずき提灯も10個ほどぶる下げました。祭礼の2週間前だったので、近くの住民の方からは「日に当てて干しているのですか?」と聞かれました。「いいえ、祭りの雰囲気を演出するために早々と飾りました。」とお答えしました。
祭り、本番当日に向けての準備、街中でも演出、こんなことも重要な要素だと思います。
▲国道16号(横浜街道)の歩道に花場と
高張提灯(右手)が設置されました。
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