八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、イギリス人のお客様から印鑑のご注文をいただき日本郵便のEMS(Express Mail Service)で発送しました。通常の航空便でイギリス(第2地帯)まで100グラムまでの場合で、400円で行きますが、2週間くらいかかる場合があります。EMSだと代金は2200円(500グラムまで)かかりますが、1週間内で着くのと、着日が遅い場合に検索が可能です。どちらの送り方がよいか、お客様にメールのやり取りで聞いていますが、今回のお客様はEMSのご希望でした。
到着後に下記メールが来ました。ご本人様にご了解をいただけたので、掲載させていただきます。実は漢字まで使えるイギリス人の方でした。メールの文末には「敬具」の表現、日本式の手紙の作法までご存じでした。ご質問に答えるため数回のメールのやり取りを英語で書きましたが、日本語で書かせてもらえれば私もかなり楽ができたのか、と思いました(笑い)。
平沢さん
はんこ素晴らしいです。英国ではとても高いです。
郵便料金を しはらわなければありがとございました。
どうやって きれいに したらよいてすか?
敬具
「郵便料金をしはらわなければ」と書いていますが、日本からの送料は当店に支払い済みで、イギリスの税関を通過するのに関税代金が必要でした。印鑑の印面のお掃除の仕方を聞いてこられたので、「押した後にティッシュペーパーで印面、側面を拭いて下さい」とお返事致しました。
▲外国人のお客様向けの書体見本、11種です。
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com
楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com
英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/
楽善堂のレア物印鑑・象嵌(ぞうがん)細工の象牙印鑑http://rakuzendo.com/shohin/shohin017.html
楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、大阪府からお越し下さったお客様がありました。3年前に私の書いたブログで、「二重枠の印鑑」という記事があり、検索の結果、この記事をお読みいただきご来店なさいました。ご注文は、外枠の輪郭が単なる二重丸ではなく雷紋(らいもん)のご指定でした。外周が通常の円周、中側に雷紋です。
雷紋:直線がつぎつぎと曲折していく幾何学的模様で、古くから陶器、漆器、金工、木彫、建築などに用いられている。(Wikipediaより)
分かり易い例が、ラーメンどんぶりの外周にあるような文様です。これは一例に過ぎません。
このお客様は同僚の方が雷紋入りの印鑑を使っているようで、印影見本をご持参になりました。雷紋の見本があったので、その文様を真似て、中の文字は篆書(てんしょ)を書いて彫りました。
おもしろい作品に仕上がりました。
▲ご注文いただいた雷紋の印鑑です。
中側にお名前がありますが、これも個人情報なので
修正液で消してあります。右下は竹の絵柄、
印箋(いんせん)用紙の絵柄です。
▲(株)文明堂発行の業界参考書『印海』の作品集より抜粋
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先月、楽善堂の店の床をプラスチックタイルからフローリング(木質系の素材)に張り替えました。黒系のプラスチックタイルは、昭和56年に店舗全体の改装を行なって以来ですから、36年ぶりに張り替えました。部分的にはがれて来ていて、お客さまのスペースよりも、総務、経理担当のカミサンの椅子回りが一番、はがれが多くありました。
6年前に、正方形の黒タイルを張ってはがれた部分を補修してきましたが、思い切ってすべて張り替えた方が気分も一新できるので、ダークブラウンのフローリングに変えました。八王子商店研究会の仲間、大竹さん(株式会社 大川商店、社長)にお願いしたら1日半で張り替えてくれました。この大竹さんには、7月にも店の前面の巻き上げ式テントを付けてもらいました。この時の色が茶色だったので、床も同系色でやや濃い目のダークブラウンにしました。
「床の張り替えを誰が一番先に気が付くか」楽しみでしたが、気が付いた(口に出して言ってくれた)のは、お客様でなく月に一度来る甲府の問屋さんでした。平均10分以上は掛かるご注文時に、椅子にお座りになるお客様がよい気持ちで印鑑、ゴム印などを頼めればよいと思います。
▲BEFORE 黒のプラスチックタイルの床でした。
▲AFTER ダークブラウンのフローリングに張り替えました。木目が出ています。
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