八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
印鑑blog更新 11月26日(月)のつぶやき bit.ly/TfhhPN #inkan #hanko
印鑑blog更新 象牙印材で24ミリ直径 bit.ly/XZbi9x #inkan #hanko
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、横浜のお客様から象牙印で24ミリ直径のご注文がありました。キャップ付き(業界用語だと鞘(さや)付き、という)のご指定でした。特注の一点ものです。24ミリの寸法だと通常は、正方形の角印で法人(会社)の社名を彫刻することがほとんどです。
今回のように、正方形でなく円形で24ミリというご指定は大変珍しいものでした。以前にもブログで書きましたが、印鑑の業界は印材にしても、印鑑ケースにしても一点ものを注文で制作してくれます。
印材問屋には「目無しの上ランクの象牙にして下さいね」とお願いをしました。象牙で“目無し”とは、網目の模様が無いものを言います。象牙を輪切りにして断面を見ると、一番外側が、網目が粗く濃い色、内側に行くに従って網目が細かく色も薄くなっていきます。中心部に近くなると、網目がなくなり、綺麗でかすかなライトクリーム色になります。
この印材を収納するケースも特注になります。ワニ革で見積りを出しておいたら、ケース屋さんで「作るなら、採寸をしたいので1度印材を貸して欲しい」と言って来ました。鞘付きの印材なので、鞘(キャップ)の長さなどを確認したいようでした。
指定の寸法に印材を作る職人、印鑑ケースを作る職人、印材に文字を彫る職人、これらの職人たちが一点物のために、職人魂(アルティザン スピリット)を傾けて仕事をします。
▲象牙で24ミリ直径の印材(高さは60ミリ)です。
左下はキャップです。右下は500円玉です。
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com
楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttp://inkan-reform.com
楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、八王子祭囃子連合会(お祭の囃子連の集まり)の仲間と、通称“黒塀の会”を開きました。花柳界の建物に黒塀が多いので、芸者さんを呼んでの宴席を“黒塀の会”と言っています。
前回の集まりから半年以上経っていた記憶です。集まったのは主には囃子を趣味にしている連中ですが、仲のよい友人も居たりで合計18人が集まりました。来てくれた八王子の芸者さんは4人、お座敷芸を披露する時間以外も、万遍なく宴席を動いてくれて、座をうまく取り持ってくれます。
今回のお座敷芸、3種の踊りが出ました。そのひとつが『おてもやん』、お面(めん)をかぶっての踊りで私には初めて見る踊りでした。日本舞踊を堪能後、お座敷遊びのじゃんけんを習いました。グーが猟師、チョキが狐、パーは庄屋です。ジェスチャーで表現しますが、通常のじゃんけんと違うのは、両手を使うこと、競技者?が2人とも座っている、生のBGM(三味線)が鳴っている、という点です。じゃんけんを出すタイミングは三味線の音楽に合わせます。負けた人は、罰杯(ばっぱい)といって、酒を飲まされます。
広い意味での“日本の伝統文化”に触れることのできたひと時でした。
▲四人来た芸者さんのうち、二人が踊っています。
珍しくお面(おかめとヒョットコ)を付けています。
踊りは“おてもやん”です。
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com
楽善堂の印鑑リフォーム専用ペーhttp://inkan-reform.com
楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo
印鑑blog更新 11月19日(月)のつぶやき bit.ly/U9ny1g #inkan #hanko