八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて123年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
葉梨法務大臣が更迭されました。「死刑執行のはんこを押す時だけニュースになる地味な役職」の失言に対して、岸田首相が「軽率な発言だ。国民の信頼を損ねた。」と述べて更迭になりました。法相の不適切発言は他にも2点、あるようです。
法務大臣の印鑑(紙に押捺された印影)は、どんなものなのでしょうか。円形でなく、1辺3センチの正方形です。私は16年間、保護司を務めさせていただき、退任の時に当時の上川法務大臣から感謝状をいただきました。感謝状の左下を確認したら、角印(正方形)でした。テレビでは「ハンコ」、新聞では「はんこ」という表記なので、視聴者は一般的な円形のシャチハタ印、または直径12ミリ位の朱肉で押す印判を思い浮かべたかもしれません。一国の国の大臣の印鑑としての風格を感じさせる一寸角(30ミリの正方形)です。
はんこと言えば、ほとんどが円形ですが、会社の法人印、組織や団体のはんこは、角印(正方形)が多いです。法務大臣の印判のように3センチ位あると大きいので、朱肉を付けるのにも小さな円形印判よりも時間を要します。
死刑の執行の決定、これを印判の押捺で行なうわけです。慎重に是非とも行なっていただきたい、そう思います。「はんこ不要論」が出てきていますが、今回の出来事で、まだ、はんこ(正式な言い方は印章、印判)を重要視してくれているのには、業界人として安心しました。
▲1辺が3センチある法務大臣の印鑑です。縦書き3列で、右から「法務 大臣 之印」 と彫ってあります。
左列は「之印」で、書体が篆書(てんしょ)のために判読が難しいかもしれません。
▲日本テレビ、朝の番組『スッキリ』をカメラに撮りました。
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