八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて110年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
急に気温が下がり肌寒いくらいになりました。先週末に池袋からのお客さまがお見えになりました。お車だったので、首都高、中央高速を飛ばしてのご来店でした。社長さんと社員さん、2名でした。お見えになる1時間ほど前にお電話があり「同型印を作っていただきたい」というご用意向きを伺っておりました。印鑑証明書に押してある印影を見たら簡単な画数のご苗字でしたが、お客様は「お宅でないと作ってくれないかなと思って来たよ。」とおっしゃって下さいました。下記の同型印のページを検索してからのお電話でした。
電話での私の対応がソフトだった(お客様の言です)から無理も効くのではと、29日(水)の仕上がりでいかがですか?の私の提案に、何とか月曜日の午後1番で、と言われてしまいました。早速に先週の金曜日の閉店後に仕事にかかり、翌、土曜日に店は休みでしたが少々の仕上げ作業をしました。
昨日の月曜日、午前中にお客様から電話があり出来ているかの確認電話、「もう、仕上がっていますよ。」とお答えして、午前11時頃にはお客様はお見えになりました。池袋からわざわざ2回足を運んで下さったお客様に感謝です。仕上がった仕事を見てご満足のようすでした。
楽善堂、同型印のページhttp://inkan-reform.com/service/same.html
▲少し前のこと、朝の散歩中に見つけた凌霄花(のうぜんか)
夏の花ですが咲いていました。本文とは関係ありません。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
このところ、暑かったり肌寒かったりの陽気です。昨日、23日(秋分の日)はお墓参りで文京区の音羽に出掛け、お昼ご飯のあと、池袋で行なわれていた業界の展示会に行きました。毎年このくらいの時期にあり出掛けています。今回は家族でお墓参りがあり、そのあとに行ったので、5人で出掛けました。会場に入ったら各自で自由行動、私は良質の印材の仕入れに時間を掛けました。
68社のメーカーや問屋が各ブースで展示、即売をしていました。68社のうち、16社は“ウエアプリント”の展示でTシャツに名前、オリジナルデザインのもの、写真などをプリントできる機器の展示です。昨年からこのウエアプリントの展示が始まりましたが、印鑑、ゴム印、表札、名刺印刷といった従来の営業品目に加えて「オーダーグッズ」という商品の切り口です。
店で名前入りのTシャツなど取り扱ってみたい気もしますが、私自身、印鑑の職商人(しょくあきんど)なので、説明は聞きませんでした。「これ以上商品の間口は広げずに、限られている商品の特化、奥行きを持たせる」方が大事かと思いました。
そんなことを思いながら展示会場の休憩スペースに行ってみたら、修行した店の先輩に会うことが出来ました。30分~40分くらい、もう一人、業界先輩も交え3人で仕事の話をしました。先輩の店、印鑑の販売に特化して印鑑の制作工程などもショーケースに展示しているとのこと、ひとつのしっかりとした経営方針と思いました。
▲業界の展示会「印章21世紀展」の公式ガイドブックです。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
一昨日の19日(日)は、神奈川県の三浦海岸に地引網を引きに行きました。8月の八王子まつりの“お疲れさん会”的な企画で、南町町会、應神睦(おうじんむつみ、祭りを支える青年会)、子ども会の3団体の共同イベントでした。
天気にも恵まれ海も凪いでいて、網を引いたら大量の魚が獲れました。商店会の仲間で魚屋をしている人がいて、前もってハッポースチロールの箱を5個もらっておいて持っていきましたが、5箱全てに魚が入りました。
私にとって初めての体験でしたが、おもしろいものでした。漁師さんが8人くらいで指導をしてくれましたので、指示通りで大漁につながりました。2本の引き綱を張り、はじめは左右の引き綱の間は30メートルもありましたが、引いているうちにこの距離が次第に短くなり、たくさんの魚が跳ねているのを見る頃は、綱の間隔は3メートルくらいでした。
獲れた魚の名前、全てはわかりませんでした。鱸(すずき)、黒鯛、小さな平目、小さな河豚(ふぐ、これは食べるのを遠慮)、小さなイカもいました。子どもにとっても、大人にとっても楽しい体験のできた秋の1日でした。
39人で行き、ふた手に分かれて綱を引きました。
前の3人は漁師さんです。
▲獲れたばかりの魚です。大漁でした。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
このところ急に涼しくなりました。昨日の朝の散歩の時は1度家を出て肌寒いので、また上着のジャージを取りに帰りました。
先日、花押印のご注文のお客様がお見えになりました。ホームページを見て府中市から車でお越しになりました。ありがたいことです。お話をいただきながらこちらから、お名前の文字の組み合わせ、作風などをご提案させていただきました。彫刻する前に印稿(いんこう、仕上がりのラフデザイン)をFAXで送り、昨日OKのお返事がありました。3本のご注文です。
印鑑の材質にもこだわり、彩樺(さいか)という白樺の材を使い、落款印に使う筋入り印鑑(印鑑の上部に細いラインがあり角は面取りがしてある印材)を特注でつくることにしました。
まず、印鑑の文字にこだわり、さらに印鑑の素材、形にこだわる。少々お日にちをいただいても、こんな作り方がお客様には納得、満足のいく方法と思いました。
▲花押印の印材です。左から彩樺の黒、彩樺の茶、柘植(つげ)材です。
柘植(つげ)材に彫ってある文字は、上から下に「一郎」です。
お値段は、彩樺、12800円。柘植、9000円でお作りしています。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、紙の問屋さんが持ってきた株式会社山櫻の「桜前線」というミニ情報紙にスラット付き封筒の記事がありました。スラット付き封筒とは、封筒の上部裏側にはじめから糊のシールが貼ってあって、スティック糊を付けたりセロテープで封緘しなくてもよい封筒です。
長3サイズの封筒(80円切手で行く定型サイズの封筒でA4の用紙が三つ折りで入る封筒)を使って実験、100枚の封筒を封緘した場合
スラット付き封筒:8分29秒
スラットでない一般の封筒:19分29秒 かかりました。
スラット付きの封筒なら「作業効率が2倍」という驚異的な実証結果が生まれました。と記事にありました。
楽善堂では封筒の印刷、100枚から受けております。
100枚印刷(製版代、紙代込み)でスラット付き封筒:7150円
スラットでない一般の封筒:6500円 です。
100枚印刷では650円の違いで、スラット封筒の方がずっと楽をできます。
▲右側がスラット付き封筒です。
剥離紙(はくりし)をはがせば、すぐに貼れます。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、紙製品の問屋さんが“喪中はがき”の店頭用ポスターと見本帳を持ってきました。
広い意味で年賀状印刷のシーズン到来です。
喪中はがきの礼儀作法としては、1年以内に近親者に不幸があった際、年賀状の交換を辞退する旨を伝える書状、文面に頭語と結語(拝啓、敬具など)、時候の挨拶の必要はありません。相手が年賀状を書き始める時期に間に合うよう、遅くとも12月初旬には届くようにします。
昨年お見えになったお客さまで、「そうだ、今年は家(うち)は喪中だった。」とおっしゃて12月の中旬くらいに慌ててご注文になった方がいらっしゃいました。とくに1月や2月くらいに近親者の不幸があり、日々の仕事に追われていると、早めに出すべき喪中はがきの時期をうっかりしてしまいます。文章のあとにある日付は、平成22年11月でもかまいません。11月になっていれば相手の方に到着していてもいいわけです。
楽善堂では30枚の印刷からお受けしております。印刷代とはがき代(喪中はがきは私製はがきに慶弔切手の弔を貼って出します)を入れたお値段で、30枚、3250円、上質の和紙で3610円です。メールでもご注文はお受けいたします。お気軽にお申し付け下さい。
▲喪中はがきは、カラー、モノトーン、細枠付きと分類されて、
全部で36種あります。(株式会社山櫻、製品の場合)
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朝晩だけは少しばかり凌ぎやすくなりました。今まで睡眠中もずっと扇風機を微風で首振り式、直接体に当たらぬように回していましたが、昨晩は扇風機不要でした。
おとといの5日(日)、市民坐禅会に行きました。八王子にある臨済宗南禅寺派で廣園寺(こうおんじ)さんというお寺があり、ここで坐らせていただきました。学生時代に一度経験しただけの坐禅で、今回は散歩の途次、このお寺さんで一般市民向けの坐禅会を行っていることを知り、1ヶ月前から予定に入れて参加いたしました。
お手洗い休憩(二便往来、にべんおうらい、という)を入れて、20分の坐禅を4回ほど行ないました。最後の方は膝から下がかなり苦しくなってきました。始まる前に手引き書をいただき、休憩時間に読んでいて「なるほど」と坐禅の目指しているものが少々ですが分りました。『数息観』すうそくかん、といって、吐く息を心の中で一から十まで数えるのを繰り返す、息をしている自分自身を心で観ずる(見つめる)ことが書いてありました。手引書の抜粋で『次第に数息観が純熟してくると、雑念も少なくなり、数息観が純粋に長く続くようになる。このことは、自分の心が自分の思う通りになってきたということである。自分が心の主人公になった悦びは多きい。』
貴重な日曜日の午前の時間でした。午後の時間も『数息観』の訓練をさせてもらいました。手引書に『坐る時間のない時は、電車の中、バスを待つ間でも数息観をやるとよい。』とありました。
▲坐禅をさせてもらった、廣園寺(こうおんじ)さんの山門です。
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こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日こんなお客様が見えました。「○○県の△△市でこんな実印を作ったんだけど字が気に入らないので作り直して欲しいんだけど。」拝見したら文字に間違いがあるわけでもなく、書体が古印体といって、既製の印鑑に使われている書体でした。判読しやすい書体です。もちろん、同じ古印体といっても、既製の印鑑とオーダー印鑑の古印体では文字の質が違いますが。
詳しくお話を伺ってみると、実印を注文したら書体の見本帳を見せられることもなく、書体はお任せ受注で、仕上がったのが古印体だったそうです。私の接客の場合、まず書体の見本帳をご覧に入れて「お好きな書体でお作りいたしますが、実印にお薦めは篆書か吉相印体です。」というお話をいたします。「ご本人様には彫ってある文字はわかりますが、他の人がパッと実印を見て、なんて彫ってあるの?と判読できないくらいの方が実印らしくてよいものです。」とお伝えします。
まず、お客様のお好み、お気持ちが大切、しかしお客様にとってはよく分らない、という場合もあります。その次には専門店としてのお薦め、ご提案と説明が大切、と思っております。
▲古印体の書体です。読みやすいですが実印には
あまり薦めではありません。仕事印向きです。
▲篆書です。「中谷好秀」と彫ってあります。
とくに下の名前、好秀が読みにくいですね。
▲吉相印です。「岡田孝治」と彫ってあります。
孝治の「孝」はわかりにくいですね。
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早いもので今日から9月です。私たちの仕事ではこれからの4ヶ月間が普段よりも忙しい時期になります。喪中はがきの印刷や年賀状はがきの印刷、年賀状にも押せる住所のゴム印などの注文があるからです。昨日は早々に名刺やはがきの紙屋さんが、喪中はがき印刷受注用の店頭用ポスターを持ってきました。
You Tubeに私の印鑑彫刻の動画をアップしました。次女が大学で写真研究会に入っていて(まだ1年生ですが)、店に来てもらって、私の印鑑彫刻を後ろからデジカメで撮ってもらいました。印鑑を作る時は、字入れ⇒荒彫り⇒仕上げ という工程がありますが、今回のYou Tubeは荒彫りの作業を撮影したものです。
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