八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
今日、3月11日(土)から、『印章 刻まれてきた歴史と文化』展が、山梨県立博物館で始まりました。目玉となる展示は、国宝の『金印』です。刻字は3行で「漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)」。篆書体(てんしょたい)の白文(はくぶん・文字を残すのでなく文字だけを彫る)で彫ってあります。純金製で上部には蛇の形をした鈕(ちゅう、「つまみ」)があります。西暦57年、日本がまだ弥生時代と呼ばれていた頃、現在の福岡県春日市にあったとされる奴国(なこく)王の使節団が大陸の超大国『漢』に向かって出航、当時の漢の光武帝から、奴国(なこく)王に対して、与えられたとされています。
今回、福岡市博物館に所蔵のこの金印を、山梨県で初公開致します。3月21日(火・祝)までは、オリジナルの本物を展示、以降、会期中の5月8日(月)までは、複製(東京国立博物館 蔵)を展示します。
その他の展示としては、武田信虎朱印状、甲州商家の店印、高芙蓉(こうふよう・江戸時代、甲斐の国出身の篆刻家)の作品などがあります。詳しくは下記、山梨県立博物館のページをご参照下さい。この展示で「はんこ不要論」を市民の皆さんが考え直していただくこと切に願います。
山梨県立博物館http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_22tokubetsu003.html
▲金印展のチラシです。山梨の大手問屋さんが送って来てくれました。
八王子 印鑑 楽善堂のホームページ http://rakuzendo.com
楽善堂の印鑑リフォーム専用ページhttp://inkan-reform.com
英語版のページ、外国人のお客様用ページ http://www.name-stamp.tokyo/
楽善堂、gooのトップペhttp://blog.goo.ne.jp/rakuzendo
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
先日、印鑑ケースで背ワニ革製(下段に写真)をご注文のお客様がありました。オーダーで一点物です。中に収納する印鑑が、太い、細いで2本あり、2カ所の収納くぼみが必要でした。この2本の印鑑よりも1本だけで大きな直径の印鑑が収納できる金枠を使って、メーカーに作ってもらいました。
印鑑ケースにも外側の革により、ランクがありお安い方からだと、合成皮革、牛革、トカゲ革、腹ワニ革、背ワニ革となります。他にも印伝(鹿革)、オーストリッチ革などもあります。今回は、お客様から「背ワニ革を使って」とのご希望でした。
同じ、背ワニ革でも、「縦取り」「横取り」とあり、ワニの革の部分でどの位置を取るか、で縦と横が出てきます。「縦取り」の方がやや、お値段はお高くなります。「縦取り」のなかではさらに「頭(かしら)付き」があり、これはワニの首の後ろ部分、縦長にやや盛り上がった革のあるケースです。別途、3,300円、お高くなります。
当店では、多くの種類の印鑑ケースを置いてあります。また、このお客様のように特注サイズのご希望にも対応しております。お気軽にお問合せ下さい。
▲背ワニ革印鑑ケースです。中に入れる印鑑のサイズによりお値段は変わりますが、
直径15ミリ・長さ60ミリの場合で 縦取り 19,800円(税込) 横取り 18,700円(税込)です。
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