引き出しが引くときに引っ掛かる。奥に、滑り落ちた切り抜きや落ちかけの健康診断の書類。
けっこうちゃんとした物だと思っていたけれどけっこうな隙間があったわけである。
胸突坂の切り抜きは七、八センチ四方。 行こう! と思った。
高田馬場から歩く。グーグルマップに面影橋とあった。すぐに歌えるのが十代の歌だ。わらうすべない影法師。ちょっとへんだな。
神田川沿い、この桜の春はどんなだろう。
永青文庫という文字が胸突坂の先にある。秋晴れのもと、においもしないみずいろに向かう。
展示されている絵巻の中で貌を匿されたおんながみずと化しつつあり、そのみずはみずいろではなく正しく縁(えん)の木の色を透かしていた。
そこから肥後のとののおにわに入る。存じ上げませんでした。都内で幾箇所か見た庭園たちより森に趣向を感じました。
検索したら 歌うすべない影法師 であった。で、歌の面影橋は早稲田ではなく関西だと思っていたがそれも違うようだ。健康診断は今月初旬にあり私は書類が届かなかったと主張して今は結果待ちである。新聞は胸突坂の切り抜き以外に切り抜いていないしわしわなのが1枚。写真にして「レンズ」「文字」「コピー」の手順ではなく、オフラインパソコンをパソコンレスキューに面倒を見てもらって次回10本の指でコピペしたい。