SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1810 岡山県立博物館 岡山ゆかりの肖像

今回は岡山
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岡山県立博物館
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岡山ゆかりの肖像
期間:10月19日(金)~11月25日(日)
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北条早雲像
法泉寺(岡山県井原市)蔵。鎧をまとい右手に采配を持った姿で描かれたもので、背後には北条氏の家紋「三つ鱗」の入った朱色の旗がなびいている。
北条早雲の名で知られるが伊勢氏の出身であり、北条氏を称したのは嫡男・氏綱の代からで、家紋も伊勢氏の「対い蝶」紋を使用していた。
この像は江戸時代に、かつて伊勢氏に仕えていた平井家が描かせたものだが、既に早雲が北条氏を名乗っていたと思われていた事を知ることが出来る。
金吾中納言秀秋卿悼めることは
慶長7年(1602)小早川秀秋が亡くなった時、聖護院道澄と近衛信尹が記した追悼文を書写したもの。
まず道澄が秀秋の没した状況を記し、次いで信尹が子供のころの秀秋の姿を回顧している。
信尹によれば秀秋は、秀吉と北政所に可愛がられ利発な子供だったが、酒を覚え、それが日夜の事となり北政所を悩ませるようになったとしている。
21歳で急死した為、秀秋の死に関しては様々な説が流れているが酒が原因の死であった事を、この文は示唆しているようだ。
小堀遠州像
頼久寺(高梁市)蔵。団扇の形をした画面内に、脇息に右ひじを預け左足を片膝立した姿の遠州像。頭巾をかぶり小袖に衣を羽織るが右肩からずり落ちている姿は武家ではなく風流人としての遠州を描いている。

早雲像は早雲寺のものが有名ですが、こちらも以前から拝見したかったもので、やっと見れた印象。また遠州像も頼久寺に行った時から気になっていたもので拝見できて良かったです。

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