SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

1810・11 京都国立博物館 京のかたな

京都
DSCN3894

京都国立博物館
DSCN3895
京のかたな 匠のわざと雅のこころ
期間:9月29日(土)~ 11月25日(日)

前・後期拝見しました
DSCN4535
太刀 銘 有成(号 石切丸)
石切劔箭神社所蔵。平安時代の刀工・有成の作。有成は河内国住人とも三条宗近本人またはその子とも伝わる。
古来「石切丸」と呼ばれたものには後白河法皇の御剣や源頼朝の兄・悪源太義平の所持のもの等複数あったが、石切劔箭神社所蔵の太刀がそれであるかは明確では無い。
短刀 銘 吉光(名物 鍋島藤四郎)
享保名物帳所載。鎌倉時代、山城粟田口派の刀工・藤四郎吉光の作。
鍋島直茂所持であった事から「鍋島藤四郎」と呼ばれる。その後鳥取藩主・池田光仲所持、子の綱清が隠居御礼として五代将軍・徳川綱吉に献上、以降徳川将軍家に伝来した。
短刀 銘 吉光(名物 前田藤四郎)
享保名物帳所載。鎌倉時代、山城粟田口派の刀工・藤四郎吉光の作。
前田利家の次男・前田利政所持、その子・直之から加賀藩主・前田利常に献上され同家に伝来した。
短刀 銘 国光(名物 有楽来国光)
国宝。享保名物帳所載。鎌倉時代、山城の刀工・来国光の作。
豊臣秀頼より織田有楽が拝領。その後本阿弥光甫の取次により前田利常に譲られ、利常の子・富山藩主前田利次に渡ったが財政支援の代わりに前田本家に戻った。
太刀 銘 国行(号 明石国行)
国宝。鎌倉時代、山城の刀工・来国行の作。
播磨国明石藩松平家伝来。
刀 銘 九州肥後同田貫上野介
桃山時代、肥後国菊池の刀工・上野介正国の作。
近年になって王貞治氏(元読売ジャイアンツ選手・監督)より九州国立博物館に寄贈された。
王貞治氏と日本刀と云えば、荒川コーチの下での練習で日本刀を使用し一本足打法を完成させた逸話が有名だが、その刀は荒川氏が所持していた無銘刀との事。

2回行きましたが、どちらも入場までの列が長かったです。今回は京都で作られた刀剣が主でしたが有名な作品があれこれ抜けてました。それは次回に期待です。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「探訪」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事