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2309 野村美術館 茶碗 -茶を飲む器の変遷と多様性-  

京都

野村美術館

秋季特別展 茶碗 -茶を飲む器の変遷と多様性- 
期間:8月26日(土) ~ 10月9日(月) (前期)

赤茶碗 銘 角倉光悦 本阿弥光悦作
雪峯・富士・雪片とともに「光悦名物四種」に数えられる。形は加賀光悦に似る。
角倉家に伝来し、内箱蓋裏に表千家9代了々斎の書付がある。
彫三島茶碗 銘 池水
檜垣文と印花文で装飾された彫三島茶碗であるが、古三島茶碗をもとに茶人の好みを反映させ朝鮮に注文して釜山近辺の御本窯で生産された茶碗。
小堀遠州所持と伝わり、箱表に「池水 高麗」と記されている。
瀬戸唐津茶碗 銘 冬の月
大ぶりの茶碗。唐津焼の茶碗で瀬戸風の長石釉がかかるものを瀬戸唐津と称された。
銘名は松平不昧で、雲州松平家に伝来し利休筆「妙」幅とともに野村家に入った。

その他では、長次郎作の黒茶碗「大和錦」、ノンコウ作黒茶碗「夜の鶴」、本阿弥空中作の黄釉茶碗、仁清作の金筋茶碗など拝見しました。
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