中之島香雪美術館
茶の湯の茶碗 ― その歴史と魅力 ―
期間:9月16日(土)~11月26日(日)
白天目
武野紹鷗所持。豊臣秀吉から細川三斎が拝領した。
割高台茶碗 長束割高台
豊臣政権の五奉行・長束正家所持、江戸時代には松平不昧が入手し「雲州蔵帳 大名物之部」記載。
黒楽茶碗 銘 古狐 長次郎作
内箱蓋裏に表千家六代・覚々斎が銘を書き付けている。
黒楽茶碗 銘 摺墨 長次郎作
山田宗偏の箱書によれば「大黒」に次ぐ出来だと記す。
黒楽茶碗 銘 楓暮 長次郎作
内箱蓋裏に千宗旦が銘と花押を記す。
赤楽茶碗 銘 山居 常慶作
高台脇に宗旦が銘と花押を朱漆で書付けている。箱書は川上不白。
黒楽茶碗 銘 黒光悦 本阿弥光悦作
宗旦から手造の茶碗を所望された光悦は二碗の茶碗を示したが、宗旦は二碗ともに拝受したと伝わる。
そのひとつがこの茶碗で、もう一椀が「鉄壁」とされる。
宗旦は後に四天王の1人である藤村庸軒にこれを譲っている。
色絵忍草文茶碗 仁清作
大坂の豪商・加嶋屋長田家より村山香雪が入手した。
今回の展示は撮影OKでしたが、他館から借りたものはNG。館蔵品だけでも成り立っていたので他所の茶碗を今回展示は必要なかったのでは?
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