彦根城博物館
特別展「日本の刀装-刀を飾る技と美-」
期間:10月23日(土)~11月23日(火)
白檀塗這龍文鞘大小拵
反り上がった長い柄、鞘尻に向かって幅が広くなる鞘の形など、長大かつ特異なその姿は、日本刀装の中でも屈指の存在感を放つ、鞘には白檀塗が施され、その上から黒漆で龍を描く。
毛利輝元が厳島神社に奉納したと伝わる。
銀熨斗桐紋鞘衛府太刀拵
銀の熨斗板を鞘に貼った全体銀づくしの太刀拵。各所に桐文を配す。
豊臣秀吉が多賀大社に奉納したと社伝にある。
金梨子地葵巴紋蒔絵鞘衛府太刀拵
太刀 銘 多賀大社御劔濃州大野郡清水住寿命作
鞘は金梨子地に多賀大社の巴紋と徳川家の三葉葵紋が金蒔絵で表され、太刀は刃長約1mと長大なもの。
寛永年間徳川家光の時代に将軍家より奉納された。
他に徳川家康愛蔵の剣透鐔 号 残雪(名物)、井伊直政所用・黒漆塗鞘大小拵(太刀 銘 来国光)、井伊直孝所用・朱漆塗蛭巻鞘大小拵、前田利家所用・朱漆塗雲龍蒔絵鞘大小拵など拝見しました。
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