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1510 京都国立博物館 琳派 京を彩る

京都
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京都国立博物館
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琳派誕生400年記念 琳派 京を彩る
期間:10月10日(土)~11月23日(月)
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鶴下絵三十六歌仙和歌巻 本阿弥光悦筆・俵屋宗達画
長さ13m超の料紙に光悦が三十六歌仙の和歌を散らし書きし、宗達が金銀泥で多数の鶴を描く。
宗達は群鶴を描いているのだが、まるで一羽の鶴が動いているかの様な錯覚を覚える。この素晴らしい下絵にさしもの光悦も緊張したのか、脱字や和歌を丸ごと飛ばしたりしているのが面白い。
牛図 俵屋宗達筆・烏丸光広賛
宗達が二幅に一匹ずつの牛を描いた作品で、公家の烏丸光広が賛を書いている。「たらし込み」と呼ばれる技法を用いた筋肉描写は迫力満点。
光広の花押の形が虫の様で、その虫を丁度牛が見上げる位置に書いている洒落っ気は光広ならではの遊び心か。
宗祇像 尾形光琳筆
長く伸びた白髪、袈裟を付け脇息にもたれる姿の連歌師・宗祇を描いた作品。上部の賛には宗祇の連歌二首が記されている。

kyourinpa
今回の展覧会の目玉は宗達・光琳・抱一三者の風神雷神図屏風揃い踏み。約100年毎に作風を継承するとされる琳派の象徴たる作品なわけですが、どう考えても纏めて語るには無理のある気がしますが、便利ではあるのでしょうか?
 
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