
藤田美術館
「詩」「土」「紫」

曜変天目茶碗
国宝。徳川家康より水戸藩初代・徳川頼房に伝わり以降は水戸徳川家に伝来した。

黒楽茶碗 銘ほととぎす 常慶作
箱蓋裏の書付は表千家七代・如心斎による。

天猫姥口釜
織田信長より柴田勝家が拝領した天明釜。

古瀬戸文琳茶入 銘 霜夜
小堀遠州が古今和歌集の「さかしらに夏は人まね笹の葉の さやく霜夜をわかひとりぬる」より「霜夜」と銘命した。

空中信楽釣花入 本阿弥光甫作

茶杓 銘 紫衣 随流斎宗佐作
筒には「紫衣 不審庵(花押)」と表千家五代・随流斎が記している。

冊子形香合 仁清作

紫式部日記絵詞 第四段
国宝。寝ている女性は出産後の中宮彰子、その前の後ろ向き姿の女性は紫式部。

紫式部日記絵詞 第五段
国宝。縁に立つ藤原道長。

今回は曜変天目茶碗を久しぶりに拝見できました。他には源氏物語関連の展示も良かった。